経営において意味のあることをやっているか?

ビジネスにおいてずっと同じことをしていないでしょうか。

マンネリ化というべきか、他社と同じことをやり続ける経営者たち。

経営において、本当にやるべきことなのかどうか、今一度、自社のビジネスの流れから考えていきましょう。

今回の経営のヒントは「2022/6/15逆境を「飛躍」に変えるマーケティング戦略 (原著)ジェイ・エイブラハム」です。

逆境を「飛躍」に変えるマーケティング戦略 | ジェイ・エイブラハム, 石原薫 |本 | 通販 | Amazon

外的要因ばかりのせいにしていては企業の明日はない。

今こそ自社の置かれている状況を認識し逆境を「飛躍」に変えていきましょう\(゜ロ\)(/ロ゜)/

前回までの記事参照

令和不況こそピンチをチャンスに変える! | 岩﨑税理士事務所 (tax-iwasaki.jp)

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意味のないことをやり続けて行き詰まっていないか?

ビジネスが行き詰まる9つの原因の6つ目。

ビジネスは模倣から始まると言われますが、、、他社と同じことをやり続けても差別化にはなりません(;゚Д゚)

他社と同じ売上獲得の手段をしていると安心感はありますね。うちもしているんだから、大丈夫・・・!

いつもどこか思考のすみっこにある「現状維持思考」を脱する方法を学びましょう(;゚Д゚)

古いやり方で収益が伸び悩んでいないでしょうか。

当たり前のように営業やマーケティング活動を行うと「疑問」に思うことが少なりなります。また業界のルールや慣習に慣れた場合には新しい発想や手法は中々手が出せません。現状維持のバイアスにかかってしまいます。

人の知識は、観察や訓練を通して学んだことだけでできている。1つの業界の中でキャリアを積み、他の世界を経験していない人は、その1つの業界の手法しか知らない。自分の業界のことしかよくわからないという一種のパラドックスだ。

本書よりP148

我らがジェイは465種類の産業でのビジネスとコンサル経験があります。

あっちの業界からこっちの業界へこのやり方、あのやり方と、、、同じ業界しか見てきたことがない人にとっては想像しがたい世界ですね。

ジェイは、「ファンネルビジョン(視野拡張)」対トンネルビジョン(視野狭窄)」と呼んでいる(;゚Д゚)

自分のビジネスに取り入れられる新しいコンセプトを見つけるには他の業界だけでなく、他の戦略的な考え方、活動、取引方法に触れる努力をする必要がある。

本書よりP150

他業種から学びましょう・・・(;゚Д゚)

必要なのは好奇心!!!

生まれもった好奇心を発揮して、私の言う「調査マーケター」あるいは「業界をまたぐマーケティング探偵になりきってほしい」。まず他の業界で使われているビジネス創出・維持プロセスを調べ、次にそれらのプロセスを細分化する。

本書よりP150

調べましょう、業界の壁を超えるマーケターへ\(゜ロ\)(/ロ゜)/

さぁ、いろんな業界のいろんな人たちに質問をしましょう!

・どんな販売、マーケティングを行っているのか?

・どんなビジネス戦略、ビジネスモデル、収益構造を用いているのか?

・ターゲットにしている顧客層は?

・どんな販売システムやメカニズムを使っているのか?(ダイレクトメール、電話営業など)

・そのメカニズムで使われるプロセスにはどんなものがあるか?

・その中で業界標準になっているものはあるか?

・過去に話したこと、最近試したことは何か?

本書よりP150

自分の知らない業界で、自分の知らないビジネスの方法があります。

古いやり方を打破しないといつまでたっても長時間・低収入のままだ・・・(´;ω;`)ウゥゥ

あなたの成功をはばむ6つの足かせ

ジェイは、ジェイの友人リッチ・シェフレンとビジネスを行き詰ませる制約に気付くことが大事だと言っています。

ほとんどの経営者は身を粉にしてあくせく働いているわりに、パッとする成果が得られないでいる。それはなぜか。

今やっている仕事がポテンシャルばかりを増大し、成功の増大につながっていないからだ。要するに、見当違いの「効率的」な時間の使い方をしている。

本書よりP154

このビジネスは必ず将来がある、可能性が高い、発展する、、、というばかりで成功になかなか結び付かない。

すべての起業家があえなく消える理由だ・・・\(◎o◎)/!

そうした制約が明らかになれば、これまでのあなたの不満や失敗、なぜあなたのビジネスが思うようなスピードで伸びないのか、なぜあなたより才能も働く時間もはるかに少ない経営者があなたより早く頭角を現すのか、すべて説明がつく。

本書よりP154

あなたが思い込む制約のせいで、本当は得られる労働の成果を失っているかもしれません。

それにより家族を犠牲にしたり友人を犠牲にしたりしているのかもしれません。

あなたの思考の足かせをハンマーでぶっ壊す\(゜ロ\)(/ロ゜)/

足かせ➀ミスは何としても避けるべきという考え

ハンマー:ときどき失敗を犯す。新しい策やアイデアを試している証拠だからOK。むしろOKより上等だ。

足かせ➁ 当てずっぽうの経営(手遅れになるまで)

ハンマー:迅速に、頻繁に情報を集める。

足かせ➂ リニア思考

ハンマー:自分のビジネスを1本の線としてではなく、たくさんの足や枝のついた1つの大きなシステムとしてとらえる。

足かせ④ 効率の悪い働き方は、生産性を著しく制限する。

ハンマー:時間節約術を取り入れ、アウトプットと利益を最大化する。

足かせ➄ ネットワーキングの世界から取り残される

ハンマー:優秀なビジネスプレイヤーからなる、あなた個人のワールドワイドなネットワーク(マスターマインドグループ、アドバイザーボード、私的なメンター集団など、呼び方はなんでもいい)をつくる。メンバーは、あなたのビジネスに起こるあらゆる問題を解決する力になる。しかもそうした問題をすでに経験し、克服しているため、早く解決にこぎ着ける。

足かせ➅ 販売のプロセスにおける顧客のボトルネック

ハンマー:顧客の行動を抑制する制約を取り除き、あらゆる販売ポテンシャルを拡大させ最大限に活かすために後押しし続ける。

本書よりP154~159

いろいろな足かせを見てきました。古い頭はハンマーでぶっ壊しましょう\(◎o◎)/!

そのなかでも➂の二リア思考(線的思考)がどうも気になります。

対処法としてはシステム思考を心がけましょう、と本書より。

ビジネスを1つの大きなシステムとして見れば、ビジネスの問題の原因を99%取り除ける。

本書よりP157

ビジネスは様々な要因でつながり合っています。それは現在・過去・未来といった時間軸も影響があります。

他社も顧客もシステムのつながりです。因果関係も見る必要があります。

過去の行動が現在をつくり、現在の行動が未来をつくるからです。

「イノベーションの前に最適化」これこそが自分のビジネスの古いやり方を打破することなんですね\(゜ロ\)(/ロ゜)/

やってはいけない4つの過ち

1 フォロースルー、フォローアップをしない

2 新しいことを試さない

3 ビジネス手法をテスト・分析していない

4 新しいことを試すのが怖い

本書よりP161~164

やるにしても、どうかやったらよいか分からない。問題が大きくなると人は思考がついていかなくなります。

やはり心に余裕があるときにこそ、普段から試しておきたいことがあります。

  1. あなたのビジネスや業界に関する具体的な情報や、社会、人間、物事の仕組みについてあなたが気づいた一般的な情報など、生データを集める。勘や思い付きに頼らない。システマチックに行う。役に立つ、又は重要、又は単純に面白いと思ったことを何でも書き留める。情報に簡単にアクセスできるように、情報カードを使う。
  2. しばらく温める。このステップは頭の中で行うが、組み合わせる要素がひらめいたら書きとめる。ここでも情報カードを使う。
  3. しばらくこのことを一切忘れる。意識から消し去り、潜在意識にとどめる
  4. 積極的に考えていなくても、新しいアイデアが浮かんだら書き留める。思いもよらないときに、まるで降って湧いたかのように、驚くほどよいアイデアが浮かぶだろう。すぐに紙に書きとめ、永久に残す。
  5. 最後に、朝の冴えた冷静な頭で見直し、必要なら手を加える。良いアイデアは広がり進化するので、積極的に調整を加え、意見を求め、磨き、改善し続けて完成させる。
本書よりP164

これは、なかなかハードだ・・・しかし新しい思考を手に入れるためにはマインドセットが必要です。

成果が出るまでは時間がかかります。ここが絶え時! (;^_^A アセアセ・・・

あとがき

ビジネスのやり方を変える、これは本当に難しい。

成功体験からくるやり方は、なおさら辞めるのが難しい。

やはり小さな改善を繰り返しながらビジネスを見直していくことが重要ですね(;゚Д゚)

次回へ続く~!

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