中小企業の経営に戦略的な仕組みを!

企業経営で経営者の悩み事は尽きません。

毎月の業績が安定せずに、売上が凸凹するときなど業績の予測ができないときどうすればいいのか。

売上が安定的にあがる仕組みを作る必要があります。

今回の経営のヒントは「2022/6/15逆境を「飛躍」に変えるマーケティング戦略 (原著)ジェイ・エイブラハム」です。

逆境を「飛躍」に変えるマーケティング戦略 | ジェイ・エイブラハム, 石原薫 |本 | 通販 | Amazon

外的要因ばかりのせいにしていては企業の明日はない。

今こそ自社の置かれている状況を認識し逆境を「飛躍」に変えていきましょう\(゜ロ\)(/ロ゜)/

前回までの記事参照

令和不況こそピンチをチャンスに変える! | 岩﨑税理士事務所 (tax-iwasaki.jp)

ビジネスの最適化により良いレバレッジを手に入れよう! | 岩﨑税理士事務所 (tax-iwasaki.jp)

世の中にある無数の資産を使えることを創造する力! | 岩﨑税理士事務所 (tax-iwasaki.jp)

業績不安定で行き詰まっていないか?

ビジネスが行き詰まる9つの原因の3つ目。

中小企業で業績が安定しない理由は明白です。

中小企業の最も大きな問題

1 戦略がない

2 分析していない

3 システムがない

本書よりP89

中小企業は、戦略的に顧客をとる仕組みと、自社のビジネスの分析、そして顧客化がシステム化できていないところに問題があります(;゚Д゚)

戦略的にならなければ、毎月同じ問題に対処させられる。通常、財務状態やキャッシュフローといった問題だ。

本書よりP91

毎月、毎月、どうやってその月を乗り切るか、戦略がない企業には致命傷な問題です(´;ω;`)ウゥゥ

反対にあなたが戦略的な事業者なら、最も有望だと判断した最も実績のある集客方法を使って、毎月予測できる割合で顧客や見込み客を呼び込める。そこには、見込み客に「進化の道」を順にたどらせる揺るぎないシステムがある。

本書よりP90

「経営」に行く前に瓦解するビジネスは「経営」とは言いません(´;ω;`)ウゥゥ

そのビジネスでどんな人や企業をひつけたいのか。それは、なぜか。

本書よりP90

あなたの会社の顧客は誰ですか?と質問にすぐに答えられる経営者は素晴らしい ^^) _旦~~

・一番の潜在顧客は誰か

・彼らのニーズ、欲求、期待は何か

・あなたの商品やサービスに対する需要はあるか

・競争相手は誰か。彼らの業績はどのくらいか

本書よりP91

顧客のリサーチをしっかり行いましょう(;゚Д゚)

自社の商品やサービスがどの顧客層の課題や問題を解決するのか、顧客の共通する特徴を探していくこと本書より"(-""-)"

戦略化の次は自社のビジネスの儲けの仕組みを「分析」します。

業績不安定と戦うために、戦略化の次にしなければならない第二の仕事は、あなたのビジネスの一生を分析することだ。経営者のほとんどは「ビジネスの生涯」が長期的に意味することをまったく理解していない。

本書よりP95

過去のデータから現在のデータまで分析して、一番投資リターンが大きい方法を見つけ出すことが重要です。

定量分析(業績データ、財務データ、商品別データ等)を行ことで、どこが儲かるかが分かります。数字は嘘はつきません!

そして、次にやることは販売量のばらつきを解消する「システム化」です。

自分がやっていることを認識しない限り何もうまくいかない。何をやっているか、それは長期的にどんなゲームを戦っているのかを知ることを意味する。言い換えれば、自分のシステムを知る必要があるということだ。

本書よりP98

クライアントの20%が総利益の80%を生み出すと言われ、顧客が何を求めているか調べて提供することが重要です。

戦略的になるとは

ジェイの言う「戦略」「分析」「システム」は企業の売上を科学的に、そして再現性のあるやり方を作ることです。

なたが本当に行き詰まりから抜け出し、ほんの少しではなく大幅な業務改善を目指しているなら、運に頼ってはいけない。不確実な環境の中で、確実に前進し利益を伸ばす最も簡単な方法は、科学と数学の力をあなたに有利なように働かせることだ。数字は何でも教えてくれる。戦略と定量化がデータを理論に発展させる助けになる。

本書よりP102

中小企業ならば毎月の月次試算表と資金繰り表をチェックしながら前月を振り返りし、営業活動、マーケティングの分析を行いたいですね。

小さなテストを顧客やマーケットで繰り返しながら「戦略的」になる、ということ。

私の言う「戦略的になる」とは、まさにこういうことだ。今月を乗り切り、月があけたらまたゼロから同じことを繰り返すだけ、という姿勢を変えることだ。

~略~安定的な売上を得る方法を積極的にみつけよう。

本書よりP104

原因と結果の分析を行うこと、その結果をもとに次の戦略に活かす。小さく、小さく。

あとがき

毎月の売上が安定的にかつ既存顧客、新規顧客がまわる仕組みができればビジネスは安泰です。

中小企業に「戦略がない」と言われる所以は、教えてくれる人がいない、ということかもしれません。

本書でしっかりと勉強して戦略・分析・システムという仕組みをしっかりと自社のビジネスに入れましょう\(゜ロ\)(/ロ゜)/

次回へ続く~!

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