ビジネスの最適化により良いレバレッジを手に入れよう!

ビジネスには良いときも悪いときもあります。

中小企業は外部要因に影響されやすい環境にあります。

景気がよければ恩恵も受けますし、景気が悪くなれば消費者、企業の消費マインドはどん底で経済が停滞します。

資本主義経済をより強く、外部環境が悪いときにこそ、戦略やマーケティングを見直す絶好の機会です。

今回の経営のヒントは「2022/6/15逆境を「飛躍」に変えるマーケティング戦略 (原著)ジェイ・エイブラハム」です。

逆境を「飛躍」に変えるマーケティング戦略 | ジェイ・エイブラハム, 石原薫 |本 | 通販 | Amazon

外的要因ばかりのせいにしていては企業の明日はない。

今こそ自社の置かれている状況を認識し逆境を「飛躍」に変えていきましょう\(゜ロ\)(/ロ゜)/

前回までの記事参照

令和不況こそピンチをチャンスに変える! | 岩﨑税理士事務所 (tax-iwasaki.jp)

競争に負けて行き詰まっていないか?

ビジネスが行き詰まる9つの原因のひとつ。

同業他社と争って当社が負ける理由は何だろうと考えます。

特徴ある企業は同業他社とは違う売り方の工夫をしています。この小さな工夫やアイデアで他社との競争優位になっている源泉なのです。これが戦略であったりマーケティングの差であったりするのです。

我らがジェイは「イノベーション」と「最適化」という言葉を使っています。

「最適化」とは、既存のプロセスを最大限に機能させることを意味する。つまり、最小の投資で最大の収益を生み出すこと。投資するものは、時間でもリスクでも資本でも同じ。最適化するには、まず会社の収益システムがどの程度効果を発揮しているのかを把握する必要がある。十分発揮していない場合には、それを別のものに置き換えるか改善し、発揮している場合でも、その効果を最大化する。それが最適化だ。

本書よりP40

自社の収益構造を理解する。だれに、何を、どのように、売っているのか。

日常に紛れ込むと結構な気づきを見落としていきます。商品・サービスのラインナップ、そして売り方。

1人の顧客にアップセル(上位や高価な商品等)やクロスセル(他の商品等を組み合わせて売る)を提案します。

顧客から得られる顧客生涯価値(Life Time Value)を意識することが大事です。

ジェイは、イノベーションは予測不能ということで、ビジネスシステムの最適化に伴う得られる収益・利益をイノベーションに投下するというこを言っています。

私もずーっと、イノベーションは重要だ思っていましたが、日々の活動をする収益があってこそ新たなイノベーションへの投資を進めることができる、、、ということがよく分かりました。

既存のビジネスが古いからイノベーションへ、という妄想は捨て、まずは既存のビジネスの最適化に取り組み(これだけでも立派なイノベーション!)、そのプロセスから新しいイノベーションへと発展するのが理想ですね(*´ω`*)

良いレバレッジと悪いレバレッジ

現在の収入源を最適化する方法をしっかり見つけること。

違う業界の最先端の方法をリサーチするのもよい。

同業他社のやり方を法律の範囲内でパクるのもよい。

ビジネスシステムの最適化がもたらす効果は抜群にコスパもよい。

ジェイ曰く「良いレバレッジ」に気付けるか、である。

・あなたの今のやり方がそれを行う唯一の方法ではない。

・新しいことをやり始めたら、その影響力をできるだけ正確に判断するために、それまでやっていないことと比較する必要がある。

・より良いアプローチを見つけたら、それがビジネスを拡大するタイミング。見つからなかったら、そろそろ別のことをやり始めるタイミングだ。

本書よりP41

最適化とイノベーションの統合だ\(゜ロ\)(/ロ゜)/

あとがき

自社のビジネスに情熱を失った経営者は、改めて最適化を目指すのはどうでしょうか。

顧客の再定義、商品・サービスの売り方の見直し、さらに付加価値のあるものと組み合わせる。

これを繰り返すと自社の存在意義や理念、歴史といったところまで発展するかもしれません。

これが次のイノベーションへの投資のタイミングで重要だと思います。

新たな学びを手に次回へ続く~!

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