2023年3月の日経新聞の気になる記事リサーチ

日本経済新聞の気になる記事をまとめることにより現在とその数年後に役立てようと思考中。

逆タイムマシン経営論で未来に活かすビジネス情報を探しましょう!

今回の経営のヒントは「日経新聞から気になる2023年3月の動き」を読み解いていきましょう~\(゜ロ\)(/ロ゜)/

気になる記事特選

 
2023/3/30 「高度なAI開発 停止せよ」 米署名活動にマスク氏賛同

今話題のChatGPTが出てから世の中の流れがとてつもなく変化していますね。

戦々恐々・・・(;゚Д゚)

すべてのAIを開発している企業や研究機関にイーロン・マスク氏を中心とした著名人が署名活動に参加しているという。AI(人口知能)の脅威が核兵器よりも危険という認識のもと正しくリスク管理ができるようにと動いている。

2023/3/7 チャットGPT、米学校に波紋 「思考力奪う」「デジタル教育の一環」

膨大な情報を読み込み学習しているチャットGPTをどのように使いこなすのか。

アメリカの学校教育の場で問題になっています。禁止派は子供の思考力や学習意欲を奪うことを懸念しています。利用派は演劇の物語をチャットGPTで考えたりと新しいテクノロジーを子供に教えるのも教師の役目という認識の人たちもいます。とにかく「AIにより自分たちの仕事がなくなる」という認識は外さないといけないかもしれませんね(;゚Д゚)

2023/3/30 P&G流、「ビール2強」変革 ブランド育成、顧客が起点

P&G出身の人たちがアサヒビールやキリンビールの社長や副社長に抜擢されているという記事。

P&Gは元USJでも有名な最強マーケッター森岡さんも在籍した会社。P&Gでマーケティングで鳴らした人たちが他社へ移動し大活躍しています\(゜ロ\)(/ロ゜)/

顧客を起点に経営を組み立て、顧客ニーズから逆算し開発・生産・販売・販促などを一体化しブランドを長期的に育てるという。アサヒビールの「生ジョッキ缶」のヒットも出ています。

最近、思うのですがやはり自社の商品・サービスの意義、顧客とはだれか?ということが認識してこそマーケティング戦略は確実に有効性が生まれると思います。

2023/3/14 唐池恒二(13) 「ゆふいんの森」 「唐ちゃん、君が名前を」 社長指示で欧風リゾート列車

JR九州はまさにエンターテイメント企業だと思います\(゜ロ\)(/ロ゜)/

顧客をいかにして感動させるのか、当時の唐池社長の戦略を描いた3月の私の履歴書はとても参考になると思います。

そんななかでの「ゆふいんの森」のネーミングを考えること、大手広告代理店が提案した名前では「うううむ」という感覚。現場に赴きひたむきに考える、「ゆふいんの森」が生まれるプロセスは本当に大事だと思います。

すべての企業は顧客をどのようにして感動させるのか、顧客優位を念頭にビジネスの設計が必要です。

2023/3/26 唐池恒二(25) 出発進行 夢と感動を乗せ走り出す ななつ星、米誌の投票で1位に

豪華寝台列車「ななつ星in九州」も唐池社長時代に走り出しています。

2013年の発売当時の値段は38万~55万、現在では115万~170万それでも高倍率で予約が取りにくいサービスとなっています。まさに顧客への感動を体現したサービス。日本サービス大賞も受賞したのも納得です。

高額商品でもリピートする顧客が多く、まさに企業が夢とする「ファン」が出来上がっています。

顧客との対話、ここでは実際にお金を支払う顧客以外に様々な人が顧客なんですね。素晴らしい記事です ^^) _旦~~

2023/3/9 ドンキ、「周回遅れ」故の強さ ネット通販しない PBは顧客ニーズ吸収に力

ドンキは日常的に顧客の本音と向き合い「祭り」のような売り場を提供する、しかし勢いだけではない。

「収益を考えた規定演技と裁量権が大きい自由演技の組み合わせが重要」と記事にありましたが、なるほど顧客のことと従業員のモチベーション、企業の予算管理とドンキの伸びる戦略はここにある\(゜ロ\)(/ロ゜)/

2023/3/12 NTT、「iモード」のNTT、「iモード」の苦い教訓 6G世界標準狙いKDDIと提携

NTTがiモードの二の舞を踏まない。完璧主義からオープンイノベーションへ!

新しい技術を普及させるときに自前で展開するのでは遅いし負けてしまう。NTTのiモードが世界で負けた苦い経験を活かす。まずはあらゆる企業を巻き込むことが大切です\(゜ロ\)(/ロ゜)/

2023/3/14 「テスラに学ぶことある」 トヨタ、EV戦略三度目の正直 トヨタ 難路を行く(1)

確かにテスラに負けている日本車メーカー。

しかし日本企業の最大の特徴、それは「勉強」すること\(゜ロ\)(/ロ゜)/

顧客を意識したものづくりが重要なキーワードではありますね。

2023/3/25 「手ぶら登園」サブスク活用 おむつや着替えを園が準備 保育の負担軽減、質高める

保育所で「おむつ」のサブスクが広がっているという記事。

手ぶらで保育園に預けられる親にとってはありがたいサービス。

そして副次的な効果で保育士の「園児の持ち物をなくしてはいけない」という心理的負担がなくなったという。

保育士からの荷物点検という困りごとを解決できるという。

まさにクリステンセン博士のジョブ理論が活きます\(゜ロ\)(/ロ゜)/

ジョブ理論で消費者の欲しいを考える | 岩﨑税理士事務所 (tax-iwasaki.jp)

顧客はある特定の商品を購入するのではなく、進歩するために、それらを生活に引き入れるというものだ。この「進歩」のことを、顧客が片づけるべき「ジョブ」と呼び。ジョブを解決するために顧客は商品を「雇用」するという比喩的な言い方をしている。

本書よりP58

 

「2017/8/1 ジョブ理論 イノベーションを予測可能にする消費のメカニズム (ハーパーコリンズ・ノンフィクション) クレイトン M クリステンセン (著)他多数」です。

ジョブ理論 イノベーションを予測可能にする消費のメカニズム (ハーパーコリンズ・ノンフィクション) | クレイトン M クリステンセン, タディ ホール, カレン ディロン, デイビッド S ダンカン, 依田 光江 |本 | 通販 | Amazon

あとがき

3月の記事を見ていると「顧客」とは何か?ということに着目しています。

商品・サービスに内容が実は抽象的な発想で顧客にどのように当てはめていくのか、顧客の成功に関してのプロセスをイメージして設計することが大切ですねΣ(・ω・ノ)ノ!

 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

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