常識的な行動では成功はない
現在、自分がやっている仕事は本当にやりたいことなのか?
コロナ禍を通じて自分の仕事やビジネスを見直すことがひとつのきっかけとなるかもしれません。
今回の経営のヒントは「2011/10/22 非常識な成功法則【新装版】 (著)神田昌典」 です。
成功はいつも、自分のやりたい使命から発生する・・・(;゚Д゚)
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やりたいことやりたくないこと
本書ではやりたくないことを明確に決め、本当にやりたいことを明確に決めること。
・本当に、やりたくないのか?やりたくないことの中で、さらに一番やりたくないことは、いったい、何なのか?(例:会社がやりたくないのではなく、売り込みをしたくない)
・私は、次のステップに進むために、現在の経験から、すでに十分な学びを得たか?
・もしまだ十分な学びを得ていないとすれば、十分な学びを得るためには、いったい何をする必要があるか?それをいつまでにやるか?
本書よりP62
悩みはつきません。今までのビジネスを手離して新しいステージへいってもいいのか?ある程度の収益がついているのならばイヤやな仕事もお金がつくとなかなか抜け出せないジレンマがあります。
コンフォートゾーン(居心地のよい状況、安心の領域)を抜け出し、フィアーゾーン(他者の影響、怖れの領域)、ラーニングゾーン(問題・課題の発見、学びの領域、コンフォートゾーンが拡大する)、グロウスゾーン(ミッションを見出す、夢に生きる、目標達成、成長の領域)を通じて自分の真のミッション(使命感)を見出すことが必要です。
「やりたくないこと」「やりたいこと」を突きつめていくと、いったい、自分が、何のために生きているのか考えはじめる。それは「ミッション」(使命感)といわれるものだ。人生上の目的意識といってもいい。
本書よりP63
人間の身体は不思議なことに、ミッションという崇高なもの、実現不可能と思われるものでも掲げても、脳はその情報を探し出そうとするそうです。アンテナが立つ、情報が勝手に入ってくる、思ったことが起こる、引き寄せとも言われる奇跡は「意識」の差と思います。思考は現実化する、、、ですね(;゚Д゚)
ワクワクすること・人の役に立つことの勝手な思い込み
成功者は、成功するためのお金の習性を知っている。
ワクワクすること、人のために役立つこをすれば必ずお金はついてくる。
ここにも凡人が、意味を履き違えることがあります。
本来、会社が儲かるようにするためには、徹底的に頭に汗をかき、儲かる仕組みを築きあげなければならない。いい人に思われたいという感情は押さえ込み、歯を食いしばっても、お客にお金を請求しなければならないのだ。
本書よりP191
やりたいことをやって、やりたくないはやらないと矛盾するようなことですが、お金の習性を知らなければいつまでたってもお金に支配されることには違いがありません。
先月より、今月の銀行残高を増えていくことを死守するのである。たとえ100円でもいいから、お金が入ってくる流れを作る。出て行く流れよりも、入ってくる流れを多くする。それを一日でも早くやらなければならない。
なぜこれほどお金の流れについて重要視するかといえば、お金が出て行く流れを作ってしまうと、それが癖になってしまい、その流れを変えるのがむずかしいからである。
本書よりP202
確かに事業の損益、お金の流れを分からない会社は、成功していないですね・・・(笑)
結局は、自分が考えた人間に、自分はなる。年収ですら、自分の決めた額になる。
本書よりP212
思考して行動すれば次の現実です。
そして一番重要なことは、自分の力を信頼すると本書では綴ってあります。
鏡の法則でもあるように、現実は自分の心が作っている。
鏡の法則・必然の法則を経営に活かす | 岩﨑税理士事務所 (tax-iwasaki.jp)
自己認識力の高さ、自己理解、そして学習し成長することによりコンフォートゾーンをどんどん広げること。
そのためにはミッション(使命、目的)を見出す、ミッションを達成するための「戦略」(シナリオ)をもちレバレッジをかけることが重要ですね。
あとがき
非常識な成功法則。
非常識とは、自分が勝手に思い込んだ常識の外にあります。
常識が足かせとなり自分の動きを押さえ込みます。
本書でもシナリオを作る思考プロセスが重要だと言っています。
成功するためには、要は考えて生きるということですね\(゜ロ\)(/ロ゜)/