経営戦略原論を学ぶ➂
経営戦略は立案するだけでは終わりません。
実行することに意義があります。
「経営は実行」なのです。
今回の経営のヒントは「2018/6/28 経営戦略原論 (著)琴坂 将広」です。
経営戦略を組織に根付かせるための様々な工夫がされています。学びましょうΣ(・ω・ノ)ノ!
前回の記事
経営戦略原論を学ぶ➀ | 岩﨑税理士事務所 (tax-iwasaki.jp)
経営戦略原論を学ぶ➁ | 岩﨑税理士事務所 (tax-iwasaki.jp)
経営戦略のフレームワーク
経営戦略を学ぶうえで本書においても色んなテキストが紹介されています。
「戦略経営論 マイケル・ヒット」
「グラント現代戦略分析 ロバート・グラント」
「企業戦略論 ジェイ・バーニー」
どれも分厚い本です・・・(現在、読了はすんでおりません・・(´;ω;`)ウゥゥ)
学術を実務と融合させるために数多くの経営戦略のフレームワークがあります。
SWOT分析、3C、ファイブフォースなどなど経営戦略100年の歴史でフレームワークは生まれ学術と実務の架け橋の役割を果してきました。
重要なのは、ある特定の戦略フレームワークを信奉するのではなく、まず、それが自社の置かれている環境と自社の組織の特性に対して適正があるかを吟味することである。
本書よりP240
ほとんどの事業戦略の教科書、あるいは戦略フレームワークの書籍は「行動」まで踏み込んでいないらしい、、、(;゚Д゚)
経営戦略は、理解して、判断する、までではなく、行動して成果をあげるところまで含めて考案されるべきであるのは自明である。
本書よりP244
経営戦略は知的でクールで考えるだけで何だか仕事した気になります"(-""-)"
しかし経営戦略はただ立案までがゴールではなく実際に行動があって結果に真価が問われます。
経営戦略の行動(実行)による結果を経営者や幹部は受け止めねばなりません。
戦略の理解が現場で不十分ならば、リーダーは現場におもむきリーダーシップを発揮し戦略の実行を手助けしなければいけません。
多数の実務書を読んでいて、この行動(実行)というのがどの企業においても弱点ではないのでしょうか(;゚Д゚)
経営戦略と同時に生まれた管理会計
経営戦略を数字と合わせるために管理会計は発展します。
一方、キャプランは、管理会計をより戦略的な議論として捉え、管理会計の知見と経営戦略を知見を融合させるべくバランスト・スコア―ド(BSC)を提唱した。
本慮よりP298
激しい変化の時代にはBSCは向いていない。
よりシンプルな経営は重要業績指標管理(KPI)やOKRが有名です。
重要のなのは、各個人が与えられた数値を達成することではなく、その数値の背景に存在する組織全体が重要と考える方向性に、各個人の日々の注力の方向性を揃えることである。
本書よりP321
個人と組織の目標を合わすのがリーダーの役割\(゜ロ\)(/ロ゜)/
実行と成果につながる経営戦略の立案には、人間とその集団である組織の理解は欠かせない。経営施略を効果的に実行するためには、合理的に行動する人間を一つの前提としながらも、ときに非合理に見える判断や行動を取る人間の特性も最大限に活用できる組織運営が必要となる。
本書よりP360
リーダーシップは重要です・・・
あとがき
経営戦略を立案し、成果をあげられるように実行力は重要です。
経営計画が絵に書いた餅にならないようにリーダーは現場に出てスタッフと共に経営戦略を実行しなければいけません。