ボーダレスジャパンのビジネスモデル!
ソーシャルビジネスで社会を変える人たち。
ボーダレスジャパンでは「社会起業家のプラットフォーム」を作ろうとしています\(゜ロ\)(/ロ゜)/
今回の経営のヒントは「2021/5/29 9割の社会問題はビジネスで解決できる 田口 一成 (著)」です。
2020年時点でボーダレスジャパンのグループ売上は55億円だ~(;゚Д゚)
9割の社会問題はビジネスで解決できる | 田口 一成 |本 | 通販 | Amazon
前回記事2022/10/4 ソーシャルビジネスの根本的な問題
ボーダレスジャパンの仕組み
ボーダレスジャパングループは本書2021年4月時点で40社もあるそうです。
継続的にグループが大きくなってるんですね(;゚Д゚)
ソーシャルビジネス紹介一覧 (borderless-japan.com)
ボーダレスジャパンが「大量」にソーシャルビジネスを生み出す仕組みを見てみましょう!
【起業家採用の流れ】
➀起業家採用ー3人1組1000万円。実際に起業体験 ➁資金提供ー返済不要の事業資金を1500万提供 ➂スタートアップスタジオとバックアップスタジオ(本書よりP46~53) |
起業家たちを助ける仕組みがしっかりとしている、手厚いぞΣ(・ω・ノ)ノ!
社会起業家の数=解決できる社会問題の数(本書よりP41) |
なるほどね~\(゜ロ\)(/ロ゜)/
【世界に広げていく仕組み】
➀恩送りのエコシステムー余剰利益は共通のポケットに ➁共同体経営ーグループの全社長による合議制 ➂独立経営ー採用も報酬も自分で決定(本書よりP57~65) |
ボーダレスジャパンではいろんなルールや仕組みがあるようですね。
提供された1500万円がなくなったタイミングで一旦終了ということで事業撤退も明言化されています。リスクヘッジもルールで運用。
社会問題を解決するビジネスの作り方
本書にはA4一枚でソーシャルビジネスを考えるフレームがあります。
いや、これが良くできていますΣ(・ω・ノ)ノ!
ただ単に社会課題を解決したい!という思いだけのソーシャルビジネスは続きません。
社会課題を解決するビジネスモデルだけでは不十分です。ビジネスモデルの前にソーシャルコンセプト(設計図)があるかどうかが重要なようです。
ソーシャルコンセプトという社会づくりの設計図=「幹」がしっかりあるからこそ、ビジネスアイデアという「枝葉」の部分はどんどん変えていけるのです。(本書よりP195) |
ソーシャルコンセプトは、社会問題の「現状」と、その課題を解決することで実現したい「理想の姿」、さらに理想と現状のギャップを埋めるための「HOW」を定義します、と本書より(P201)
社会課題の理由がなぜ生まれるのか、意味を追う必要がありますねΣ(・ω・ノ)ノ!
ソーシャルコンセプトさえ決まれば、制約条件が明確になるので、あとはそれを満たすビジネスアイデアを、いろいろな人の知恵を借りながら探すだけです。(本書よりP246) |
思いだけではビジネスはできない。
継続出来るやり方を考えましょうΣ(・ω・ノ)ノ!
小さな「マイプロジェクト」を立ち上げてみよう(本書よりP341) |
小さなことでもいいからやっていく、というのが重要ですねΣ(・ω・ノ)ノ!
あとがき
ビジネスで重要なことは自社の商品やサービスを売ることでなかくて、顧客の課題を解決することが重要です。
ソーシャルビジネスの顧客は、大多数又は社会的な問題です。だれもが手を出せない、また、収益にはなかなか結び付かないものが多いです。
しかし、考え方は自分だけの能力だけでなく様々なことを巻き込むこと既存のシステムをうまく使う力が必要です。
そして成功するまでは少額の費用ですまし仮説を何回も回すことが成功の近道です\(゜ロ\)(/ロ゜)/