哲学こそが最強の学問である!(その2)

家族生活も企業経営も国家運営も哲学が大事だ!

今回の経営のヒントは「2015/11/5 史上最強の哲学入門 (著)飲茶」だ!

心に人生に経営に哲学を\(゜ロ\)(/ロ゜)/

クリックしたらAmazonへGo!

前回の記事

2021/8/24 哲学こそが最強の学問である!(その1)

哲学者が国家の真理を問う

哲学者が語る世界の編成、国家のあり方。哲学は国家をも超えるのである"(-""-)"

プラトン(BC427年~BC347年)

プラトンは「イデア論」を唱えた・・・"(-""-)"

本当にこの世に実在するのはイデアであって、我々が肉体的に感覚している対象や世界とはあくまでイデアの《似像》にすぎない、とする(Wikipediaより参照)

今、見えているものが別世界にあり、そこには究極の理想が存在する。

今、見ている奥さんが別世界にあり、そこには究極の理想とする奥さんが存在する・・・これがイデアか(笑)

「イデアを知ることができる優秀な哲学者が王になるべきである。もしくは、王は哲学を学ぶべきである。」(本書よりP135)

これを哲人王思想と呼ぶんだって。

哲学者にとってトップになれる王国だ\(゜ロ\)(/ロ゜)/

「哲人王にオレはなる!」(本書よりP142)

「うひょ~!!!」\(゜ロ\)(/ロ゜)/

アリストテレス(BC384年~BC322年)

大哲学者アリストテレスは3つの政治体制をしめした。

・君主制(一人の王様が支配)

・貴族制(少数の特権階級が支配)

・民主制(みんなで支配)

「君主制は独裁制(王様が好き勝手やって国がボロボロ)なりやすく、貴族制は寡頭制(権力争いをやって国がボロボロ)なりやすく、民主制は衆愚制(みんなが政治に無関心になって国がボロボロ)になりやすい。」(本書よりP150)

アリストテレスの弟子にはアレクサンダー大王がいるんですね。

しかし今の民主制は本当にみんな興味がないのか・・・民主主義の危機である!\(゜ロ\)(/ロ゜)/

ホッブズ(1588年~1679年)

ホッブズの有名な社会契約説。国家の在り方を考えるすんごい思想。

「いやいや、国家とは、神に由来するものではなく、人間が、互いに共存するためにつくった人工物なのだ」と国家を再定義した。(本書よりP157)

王権神授説はぶー\(゜ロ\)(/ロ゜)/

当時のヨーロッパは戦争やらなんやらでひたすら殺しあう時代、そんな時代に国家はその自由を奪ったのである。

「他者を殺す自由を放棄した見返りとして安全を得るーすなわち、国家とは、個人の自由を放棄して手に入れる安全保障システムなのだ!」(本書よりP160)

ホッブズは、恐怖たる国家の本質として「リヴァイアサン」という恐ろしい獣として本に書いたとのこと・・・

生まれた時から国家に属してる私たちには国家とは、何かと改めて考えますね。

ルソー(1712年~1778年)

ホッブズの社会契約説に異を唱えるルソーの人民主権。

「なぜ国家(王)が存在するのか?」

「なぜ国家(王)に服従しなくてはならないのか?」(本書よりP163)

国家や王がなければ人々は安心して暮らせないのか?

「否!」

~略~ルソーは「真の権力者は王ではなく民衆である」という人民主権を世の中に向かって叫んだ。(本書よりP168)

フランスで起こったフランス革命、あれですね「ベルサイユのばら」ですね。マリーアントワネットとルイ16世を民衆が革命で倒しましたね・・・

そんなえらいことを言ったルソーは愛人と子供を5人も作ったという・・・ナンダカナ―(笑)

アダム・スミス(1723年~1790年)

言わずと知れた「神の見えざる手」の経済学の生みの親。

国家の政治体制が民主主義へ移ると国家が新しく考えるべき問題は経済であるとのこと\(゜ロ\)(/ロ゜)/

「個人が自分勝手に利益を追求しても、必ず「見えざる手」に導かれて、社会全体の利益につながるような結果が生じるのである」(本書よりP180)

「ぶっちゃけ、儲けていいよ!利己的にじゃんじゃん稼げよ!」そして経済活動が活発になればなるほどいいものだけが残り(需要と供給)人々はより幸せになっていくと・・・\(゜ロ\)(/ロ゜)/

経済活動が発展すると資本主義は社会をつくる良いシステムと評価されていく・・・

マルクス(1818年~1883年)

資本主義なんてそのうち崩壊するよ!といったマルクス。

そもそも資本主義とは何だろう?それは、ごく簡単に言うと「お金持ち(資本家)が資金を出して会社や工場をつくり、そこで庶民(労働者)を働かせ、お給料を支払う」という仕組みのことである。(本書よりP184)

そうですね、資本主義の仕組みですね(*´ω`*)

さて、ここで問題は「庶民(労働者)が、働いて生み出された富(利益)は誰のものか?」ということだ。(本書よりP184)

昨今も問題になっている富の分配。すべての富は資本家に集まる。資本家はますます金持ちになり、労働者はますます貧乏になる。貧富の差が拡大することが大きな問題ですね\(゜ロ\)(/ロ゜)/

そしてマルクスは「共産主義」を提唱したのでした!

ここで共産主義とは、簡単に言うと「みんなで財産を共有して暮らしましょう」という思想のことである。(本書よりP188)

すべてが平等という社会を考えて国家運営をした共産主義の国々の失敗。。。

結果としては散々たるもの・・・・「やっぱり平等からやる気が出ない」とか国家を運営する側が独裁的にそして官僚的に陥る階級を誕生させてしまった。

共産主義にでも平等はなかった・・・

資本主義の限界だと言われていますが、それでも現代社会では一番フィットしているのも事実です。

あとがき

国家の出で立ちに哲学が絡んでいたんですね。

経営にも哲学がいる、なんですね~(*^^*)

Facebook・Twitterに登録すると最新のブログが分かります!(^^)!