ソニーの再生を託されたCEOのリーダシップと組織文化

名門ソニー復活の立役者。

企業文化をまとめあげる力、それこそがリーダーシップ。

リーダーシップと企業文化がいかに重要か、改めて学びになる今回の経営のヒントは「2021/7/13ソニー再生 変革を成し遂げた「異端のリーダーシップ」 (著)平井 一夫」です。

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3度燃え尽きた脅威のリーダーシップ

ソニーグループアドバイザー平井一夫さん。

彼は6年の任期でソニーのCEOをおり、そして会長にも1年いて辞めた・・・

サラリーマン社長ってひたすら、ひたすら権力の上にいようとするイメージだが、平井さんは違う。

会社がオートパイロット状態になったら、やる気の炎が消えるのだ・・・(笑)

ソニーってちょー大企業、せっかく改革をなしとげて利益がバンバンでる会社なら会長に居座ってずーっと甘い蜜をすいたいじゃん・・・ってことがない!!!

もうこれだけで平井さんのかっこよさ、引き際の美学を感じる。

権力にしがみついている人たちは見習ったほうがいいww

平井さんのキャリアは、ソニーミュージックからスタートです。

その後、SCEA(ソニーコンピュータエンタテインメント・アメリカ)を立て直し

その後、SCE(ソニーコンピュータエンタテインメント)の本体を立て直し

最後に、ソニー本体を立て直した。

まさに「企業再生屋」\(゜ロ\)(/ロ゜)/

SCEAのとき、組織はガタガタだったという。ネガティブキャンペーンのように、一人一人の感情がもうボロボロ。

平井さん、どうしたかと言うと1対1のワンオンワンミーティングで徹底的に皆の話しを聞いたという。

本書でも「俺の仕事はセラピストか?」と(;゚Д゚)

私はリーダーに必要な資質に「方向性を決めること。そして決めたことに責任を取ること」があると考えている。

本書よりP81

SCEAでリストラに着手したとき平井さんは次のように思いました。

それは、難しい判断になればなるほど、特に心が痛むような判断であればそれだけ、経営者は自らメッセージを伝えなければならないということだ。

本書よりP86

経営とは経営者がどこまで思慮深く思い、あたりを見渡し能力が発揮できるか。

「経営者はEQ(心の知能指数)が高い人間であれ」と、自分自身に常々言い聞かせているのかも、このためだとも言える。

本書よりP134

ソニーという会社は何のためにあるのか

さて、ソニー本体のCEOの平井さん。

ソニーという会社が何のためにあるのか、パーパス的なところへと行き着きます。

ソニーのグループ自体が大きくまさにコングロマリット。ゲームもあれば映画もある、銀行もあれば保険もある、エレクトロニクス分野ももちろん。

ソニーってなんの会社だろう、誰のために必要なんだろう。

こういうときに立ち帰るのが昔の歴史。

井深大さんと盛田昭夫さんという二人の偉大な創業者が東京通信工業の設立趣意書に書き残した言葉だ。

「真面目ナル技術者ノ技能ヲ、最高度二発揮セシムベキ自由豁達ニシテ愉快ナル理想工場ノ建設」

本書よりP161

これこそがソニーの旗印だと平井さんは言う\(◎o◎)/!

その針路の価値は今も変わらないはずだ。いや、当時と比べて事業の幅が広がりバラバラになってしまったように見えるソニーにとって、今こそ求めるべき価値であるー。

私はこの言葉を「KANDO」と言うことにした。

本書よりP165

超巨大企業グループの統一の価値観「KANDO(感動)」。

これこそが世界中の人々を巻き込むことができる「力」なのだと思います\(゜ロ\)(/ロ゜)/

あとがき

平井さんがソニーに残したかったもの、組織文化です。

長期的なソニーの成長のための技術資産、ブランド、お客様からの信頼、人材、それらが継続して育つような組織文化を残すのが私たちの最も大事な仕事だと考えているし、将来に花を咲かせるための種をまき、その芽を育ててこそターンアラウンドになりうる。

本書よりP238

経営者が作り上げた組織文化は壊れやすい。

次世代のリーダーの役割は組織文化が壊れないようにすることも大事な仕事だ\(゜ロ\)(/ロ゜)/

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