経営者のお仕事はマーケティング➃~セールスライティングを考える~

文章力、表現力のない社長はダメなんです・・・

現在の複雑な世の中、社長が思いや感情を文字で表現しないでどーするの??

口下手?文章下手??いつの時代や~!ってことでセールスライティングはこれからの経営者の必須科目です\(゜ロ\)(/ロ゜)/

今回の経営のヒントは「2015/1/1 ウェブセールスライティング習得ハンドブック 寺本隆裕 (著)」です。

セールスライティング理解は消費者心理につながります!

ウェブセールスライティング習得ハンドブック 寺本隆裕 | ダイレクト出版 |本 | 通販 | Amazon

いい商品が売れるんじゃない、売れる商品がいい商品だ

人はなぜモノを買うのか。

モノを買ってもらうという行為にどれだけの経営者が悩んだことだろうか・・・

人間は感情で物を買い、理屈でそれを正当化する(本書よりP58)

人の本質を分かっていないとモノがなぜ売れるのか、ということが分かりません。

人の感情、行動、理由すべてにおいて「人」起点で始まります。

このように、欲求や感情は理屈や理論よりも強いのです。(本書よりP60)

人の欲求や感情を動かすものはたくさんあります。

セールスライティングの知識はまさに欲求や感情を「文章や言葉」で動かす技術なんですね。

自分だったらどんな人に心を動かされるか、考えてみてください。中途半端な人、楽して儲けてやろうと思っている人、あまり商品のことをわかっていない人には、ほとんどを動かされないでしょう。ですから、人の心を動かすようなセールスコピーが書けるようになるためにはどうすればいいかというと、人を心を動かせるような人にならないといけないのです。(本書よりP56)

D・カーネギーの「人を動かす」という本を見ることも大事だと・・・(;゚Д゚)

ダイレクト・レスポンス・マーケティング

商品を販売する前にマーケティングがあります。

ダイレクト・レスポンス・マーケティングを見てみましょう。

ダイレクト・レスポンスの「ダイレクト」は日本語で「直接」という意味、そして「レスポンス」は「反応」という意味です。つまり「ダイレクト・レスポンス・マーケティング」は「直接型反応型のマーケティング」ということです。直接反応型とは、広告宣伝などを通じて、それを見た人、読んだ人から何かしらの反応を直接もらって、そのお客さんと関係を築いてくれる方法のことです。(本書よりP82)

ジャパネットたかたは完全にダイレクト・レスポンスということことです。

セールスライティングのスキルがあれば興味関心のある見込み客をフロント商品で集め、最後にバックエンド商品を売れる可能性が高まります。

セールスライティングという技術はアメリカでは1900年代から既に100年以上の歴史があります。当時はTVやSNSもない時代にチラシや広告で顧客の心を動かさないといけません。それだけ文章に人の感情が動くものが描かれていくんでしょうね。

つまり、「広告とは印刷されたセールスマンだ」と言ったわけです。(本書よりP107)
文章力はあまり関係なく、必要なのはむしろセールス力です。(本書よりP108)
セールスライターはセールスマンです。(本書よりP108)

さぁ、セールスコピーのポイントを見ていきましょう\(◎o◎)/!

セールスコピー12のポイント

1 読み手主導にする

2 押し出すメリットを整理する

3 短い段落に分ける

4 短い文章に分ける

5 シンプルで簡単な言葉を使う

6 専門用語を避ける

7 簡潔にする

8 具体的にする

9 まっすぐ本題に入る

10 フレンドリーな会話調で書く

11 グラフィックを使う

12 箇条書きを使う

ちなみにセールスライティングは文才かセンスが必要か???

コピーの大部分は既にどこかに書かれている(本書よりP132)

文才ではない、リサーチ力なのです\(◎o◎)/!

皆さんは、セールスライターはセールスコピーを一から練り上げていくといったイメージを持っているかもしれませんが、実はそうではなく、リサーチして素材を集めてきて、つなげることなのです。(本書よりP133)

集めてくっつける!集めてくっつける\(゜ロ\)(/ロ゜)/

では、リサーチをする具体的な内容にうつります。リサーチが必要な項目は3つあります。

1つ目は、「商品やサービス」です。自分が売ろうとしている商品とかサービスです。

2つ目は「ターゲットとしている見込み客」のことです。

3つ目はが「マーケット」です。自分の商品と似たものを売っている競合他社の状況とか、その業界のことです。(本書よりP134)

さぁ、本書でセールスライティングの力を理解して経営に生かしましょう~\(◎o◎)/!

あとがき

4回にわたり経営者の仕事はマーケティングと書いてきました。

この4回のポジショニング戦略、独自性の発見、USP、セールスライティングは顧客へ価値を伝える方法だ。

自社の存在を十分にアピールすることにはもってこいのマーケティングだと思います。

しかし、顧客の本当の悩み事は何かというアプローチからはどうしても顧客に話しを聞かないといけない。

企業の商品やサービスを雇って自分の悩み事を解決するというアプローチに「ジョブ理論」が存在します。

ジョブ理論は、顧客の社会的背景、感情的背景も加味しています。

人は感情でモノを購入し、理屈で正当化するというように非合理的に購入することもあります。

顧客から見た自社という視点も大事にしたいことです\(゜ロ\)(/ロ゜)/

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