組織で生じる誤解や錯覚はなぜ起こる?
組織運営の問題は誤解や錯覚から生じる???
「話の分かる上司」「優しい社長」が会社をダメにする(;゚Д゚)
今回の経営のヒントは「2017/1/14 伸びる会社は「これ」をやらない! (著)安藤 広大」です。
そうです。あのマザーズ上場の「識学」の代表取締役の本です\(゜ロ\)(/ロ゜)/
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組織の問題は誤解と錯覚
会社運営をする人々は、人の問題で苦労しているとよく聞きます。
いろんな勉強や方法、コンサルを導入したり、働きがいのある仕事・働きやすい職場、従業員の人々が気持ちよく働いてくれるように日夜心がけられていると思います。
しかし、それでも組織に生ずる課題や問題・・・経営者や幹部、管理者は大変だ・・・(;゚Д゚)
私は、これまで、「識学」と称する意識構造学を通して、多くの会社の組織運営の問題を解決してきました。識学の観点からとらえると、組織運営がうまくいっていない会社の問題の本質は、「誤解」や「錯覚」にあります。(本書よりP16) |
組織内で生じる問題は、それぞれの立場の発言や感情、感覚で生じています。この誤解や錯覚の大半の要因は、社長や管理者の日々の発言にあるという。
社長が社員に好かれたい、ということからも問題が起こってるという。
識学は経営者や管理者の言動を修正するこから始まるのだ\(゜ロ\)(/ロ゜)/
組織運営でいちばんのキモはルールだ
明確なルールをもたない組織運営、社長の一存で決まるワンマン体制・・・などなど。
社長の一存で昨日まで存在しないルールが突如登場するものなど。
現場を混乱に陥れると従業員の方々は何を信じて業務をしたらいいのか分からなくなります。
ルールのない企業では、ルールの答え合わせで膨大な時間を使うという。これがロスタイムになる。
組織運営においてまず重要なのは、組織の構成員が同一のルールのもとに身を置いていると確実に認識することです。そうでなければコミュニケーションは成立せず、出てたきたアイデアの正しい評価もできません。(本書よりP35) |
組織運営でのルールの曖昧さが錯覚や誤解を生むのですね(;゚Д゚)
また社員に愛社精神をもってもらうことを期待してはダメだという。
社員に愛社精神をもってほしければ、一緒に会社を成長させ、そのなかで社員一人ひとりにしっかりと責任を与え、厳しく管理し、業績拡大に確実に貢献させてあげるしか方法はないのです。(本書よりP58) |
社員の一人一人が会社に貢献し、会社の成長を振り返ると愛着がわくと言う\(◎o◎)/!
経営理念を社員全員に理解させるのもナンセンスだ。
経営者が従業員に対して自社の経営理念を理解して欲しいと願うが立場によって見える景色が違います。
それぞれがピラミッドの頂点にいる感覚で、企業理念にもとづいてルールを自分で決定し、自己解釈し始めます。すると、組織のルールはたちまち破綻するのです。(本書よりP61) |
経営者や管理者が思うことと従業員が思うことに隔たりがある。これが誤解であり錯覚なのである。
誤解や錯覚が組織運営をおかしくするのです\(゜ロ\)(/ロ゜)/
あとがき
組織内での意識の不一致は至る所に生じています。
識学では認識の誤りを修正し企業の生産性をあがげることを目的としています。
なかなか意識したことのない発想ではないでしょうか?\(◎o◎)/!
次回へ続く~!