「原因」と「結果」の法則
「振り返り」と「学習経験」を推奨する弊所では、「振り返り」は「結果」から「原因」につたがり、「学習経験」で「原因」を分解し活かします。
「原因」と「結果」そこには、法則が存在するのか??\(◎o◎)/!
そんな経営者・起業家・イノベーターの皆様におくる経営のヒントは「「原因」と「結果」の法則 ジェームズ・アレン(著)」を読み解いて行きましょう~!(#^^#)
「原因」と「結果」
ジェームズ・アレンをご存知の方はいらっしゃるでしょうか?この方、世界中の自己啓発学の方に影響を与えたようです。ナポレオン・ヒル、デール・カーネギー、アール・ナイチンゲール、オグ・マンディーノetcと行った数々の人がジェームズ・アレンの内容を引用しているようです。
ジェームズ・アレン(1864~1912)はイギリスの作家です。生涯で19冊の本を書き、本書が彼の代表作です\(◎o◎)/!
「原因」と「結果」の法則、まさに、因果関係は法則として当たり前ですが成り立ちます。
~略~まず、自分の内側で機能している「原因と結果の法則」をはっきりと認識しなければなりません。そして、その認識は、みずからの試みと経験と分析によってのみもたらされます。(本書よりP17) |
「今日も時間がなかった・・・」→結果
「YouTubeを見すぎた、スマフォをいじりすぎた・・・」→原因
結果を意識した場合、ある程度の原因の予測は可能です。しかし、こういった欲望を背に動くことはコントロールが必要です。
人間は、価値ある物事を達成するためには、たとえそれが、どんなに世俗的な物事の達成であっても、身勝手な欲望のなかから抜け出さなくてはなりません。人間は、もし成功をめざすならば、自分の欲望の(すべては無理でも)かなりの部分を犠牲にしなくてはならないのです。(本書よりP63、64) |
本書は自己啓発書であるため、ある程度の精神的な要素が重要ということは分かります。実際にビジネスをするうえでも「人」が絡むことは多くあり、様々な人たちの思いや、欲望、承認、モチベーション等による「精神的」部分は活動の原点にもなりますね\(◎o◎)/!
よい「結果」を得るためには「原因」の改善が必要である
自分自身を改善することが、よい「結果」を生むことです。
先ほどの、「時間がない」との事例で、原因の分析を自ら行い、欲望を犠牲にすることが出来れば、「時間ができる」という結果はでます。
そして、それが「結果」でなく、プロセスの中の話しになります。「時間ができる」ということは、別の何らかのことが可能になります。
「家族とすごす」、「勉強する時間にあてる」、「旅行に行く」、「見分を広める」、「仕事をする」・・・それは、別の未来を生む「結果」につながるということなのです。Σ(・ω・ノ)ノ!
さらに、高い視点で見ると、「結果」により、誰かに影響を与えていることがあります。「家族とすごす」ということで、奥さんや旦那さん、また子供とコミュニケーションをとることにより、自分以外の誰かにも好影響を与えるという事実があります。
「原因と結果の法則」は、振り返り時間をとるということで自分の視点や、相手の立場まで見れるようになると、空間を概念に入れることも可能になりますね\(◎o◎)/!
ジェームズ・アレンが教えてくれる本書で「原因と結果の法則」を、意識して活動することもとてもいいですね(#^^#)
あとがき
経営において、本来やるべきことに力を注ぐ、ということに注力するとき、「強い心」が必要です。あれもやろう、これもやろうでは力の分散になります。
「原因と結果の法則」を理解し、「私の創りたい未来」を創造しいたいものですね(#^^#)
一つの行動が明日へつながる。