新聞や雑誌の切り抜きをするビジネスパーソンは多いだろう。最近ではweb上で気になる記事の保存をしたりと。

情報の鮮度は報道されている段階では少し落ちるが・・・

いつか必ず役に立つ・・・といつつ切り抜き記事のことの存在は忘れていく・・・”(-“”-)”

今回の経営のヒントは「2020/10/8 逆・タイムマシン経営論 近過去の歴史に学ぶ経営知 楠木 建 (著), 杉浦 泰 (著)」を読み解きましょう!

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逆・タイムマシン経営とは?

新しい情報や知識が出てくるとビジネスではすぐにブームになりますね。

最近ではサブスクリプション、DX、パーバス、SDGS、ESG・・・”(-“”-)”

日本のビジネスでは、アメリカで流行したものが後に入っていきますね。

「タイムマシン経営」・・・すでに「未来」を実現している国や地域(例えばアメリカのシリコンバレー)に注目する。そこで萌芽している技術や経営手法を先取りし、それを日本に持ってくることによってアービトラージを取るという戦略です。(本書よりP1)

最近では中国で成功している事例を日本に持ってくるということがありますね\(゜ロ\)(/ロ゜)/

逆・タイムマシン経営はこの逆です。タイムマシン経営の論理を反転させることによってはじめて見えてくる視点や知見がある。(本書よりP1)

過去の知識や情報を現在に役立てる。これはかなり納得の理論です。楠木先生、杉浦先生すごい\(゜ロ\)(/ロ゜)/

リアルタイムの情報を現在の経営に役立てるのでは?という当たり前の発想に本書では「同時代性の罠」にはまるということに警鐘を鳴らしています。

同時代性の罠というバイアス

経営のトレンドをわが社にも導入だ!という世の中の流れにのるバイアス。これが「同時代性の罠」ですね\(゜ロ\)(/ロ゜)/

本書の事例では、1990年代最後に自動車業界で起こった「400万台クラブ」のバズワード。自動車を400万台生産しないとメーカーは生き残れないという法則が世に出ました。世界中の自動車業界が規模の拡大を目指してM&Aを繰り返した。その結果、リーマンショック以降の世界中のメーカーは破綻したり売却したりと400万台クラブの言葉は忘れられていきました。

日本のトヨタやホンダが「同時代性の罠」と距離を置いた結果、その経営成績は言うまでもありません(*´ω`*)

最近では「サブスク」に足元をすくわれていますね。サブスクに飛びつき静かに撤退する企業のサービスを多くみかけます。

「セグウェイ」という夢の乗り物が流行りましたね。

「3Dプリンター」がこれからの製造業を変化させるということで話題になりましたね。

マジックワード」が同時代の空気を増幅する。(本書よりP166)
マジックワードとは、ある製品や技術が世の中に大きなインパクトを与える根拠として出てくる言葉です。(本書よりP166)

今でしたら「DX」「IOT」「自動運転」「AI」という言葉が盛んですね。この言葉に乗っかる企業の情報はビジネス誌を見れば散見されていまね。

世の中の加熱に企業が取り込まれて必要以上の大失敗を繰り返すということ。

そして、ここで過去の知識や情報から学ぶ、歴史を経営に生かすということでの逆・タイムマシン経営です。

要するに、「新聞・雑誌は寝かせて読め」。(本書よりP2)

先行者利得を手に入れるために先んじて行動というバイアスに対しては歴史情報で冷静に見極める力が必要です。

新しいこと、お金を出すインパクトに経営者の心はウキウキww改めて「自制」が必要ですね。

同時代性の罠というバイアスを抜け「本質を見極める」ことが本書より、大事ですね\(゜ロ\)(/ロ゜)/

あとがき

最近、2、3年まえの日経新聞記事の切り抜きを一気に捨てたあとに本書を読みました。

なるほど、これはショックだ・・・

知識や情報もワインと一緒に寝かせることで味わいよくなる。

この寝かせることでその間に他社がいろんなことをやってくれるので事例がでてくる。その事例で判断をしたり実行したりと見極めることで失敗の可能性は少なくなりますね(*´ω`*)