会社の決算書を社員に見せる。

このことを実行している会社はどれだけあるでしょうか。いろんな考え方がありますが会社の発展上、開示することはいいことかもしれせん。

今回の経営のヒントは「2016/1/16 日本でいちばん大切にしたい会社5 (著)坂本 光司」を読み解きましょう~\(゜ロ\)(/ロ゜)/

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日本でいちばん大切たにしたい会社シリーズ参照記事

日本でいちばん大切にしたい会社1 2021/3/24 どんな感情や軸を大切にして経営をするのか。

日本でいちばん大切にしたい会社2 2021/3/26 顧客か社員か、どっちが大事?

日本でいちばん大切にしたい会社3 2021/3/30 ORでなくANDの経営

日本でいちばん大切にしたい会社4 2021/4/2 家族的経営と心理的安全性

お客様が株主です

いい会社では、「人をトコトン大切」にします。業績やシェア、成長、拡大ということよりも、働いている人が幸せかどうかが大きな問いかけのようです。

生産性の向上、利益の拡大、株主の価値の増加ということを意識する経営ではない、「人」を大事にすると結果として自ずとついてくるような気がします。

私の税理士という仕事も数字から事業を見ます。利益があるからこそ、「人を大事にできるのでは?」という疑問こそ愚問かもしれません(;゚Д゚)

本書を通して経営者全般の思考が売上や利益の拡大こそすべてと思っていることではなく、「人」を大切にしてその中で売上や利益を伸ばすという考え方があるということが分かります(#^.^#)

経営と言っても本当に様々な考え方があると深さを知ることができますね。

そんな本書でも紹介されている株式会社さくら住宅、神奈川県にあるリフォーム会社。なんとここの会社の株主は社員全員が個人株主とのことΣ(゚Д゚)

そしてお客様も株主、当時の社長の二宮社長(現、会長)がもつ株式も20%、お客様がもつ株式が66%・・・えーーー!Σ(゚Д゚)

いや、本当にこんな会社があるんですね・・・社員と顧客が出席する株主総会・・・創造がつきませんww

第二は超ガラス張り経営です。経理はすべてガラス張りで公開し、今月はいくら売り上げたのか、どれくらい利益が出ているのかが一目で分かるようになっています。これはパート社員に対しても同じです。こうすることで全従業員一丸となって経営に参加している意識がもてるのです。経理がこのようにガラス張りであれば、経営者や幹部が利益を独り占めすることはできません。(本書よりP105)

会社の数字を社員や外部に開示するかどうか、ものすごく気になるところです。経営者からしてみれば役員報酬をいくらもらっているか・交際費の中に経営者の私的な費用を計上していないかネガティブ情報ばかりだから開示はしないのかなぁと私は長年思ってました・・・( ;´Д`)

が、そんなこと問題ではないんですね(笑)

二宮さんは、安心・安全なリフォームを行う真面目なリフォーム会社を全国に広げるために「全国リフォーム合同会議」なるものを立ち上げられました。

「会員企業は、決算はみなガラス張りです。決算発表ができないような企業はダメですね。もし赤字が続いてしまったら、私か福田(現、社長)飛んでいって支援します。~略~」(本書よりP122)

な、なんと自社のノウハウは外には出しなくないハズΣ(゚Д゚)

しかし、二宮さんは惜しみなく支援し、心ある人たちを集めて、業界全体のレベルアップに努めているのです。(本書よりP122)

この合同会議に関西の企業がないのがとても残念でした・・・(´・ω・`)ショボーン

自社の社員に対しても毎月本を100冊近く購入し配っているとのこと。とってもすばらしいです!!!

本書で紹介されている日本植生株式会社(岡山県津市)でも、すべての社員に対して財務情報を開示しているとのことです。

自分たちがどれぐらい稼いだかが一目でわかる上、その50%が賞与になるというわかりやすい体系になっています。(本書よりP190)

会社の数字を見せることなど、正しい意識をもてば当たり前なんですね。邪念があるから皆が疑念を抱くのは当然・・・”(-“”-)”

経営者のお金の使い方

本書で紹介されている株式会社ふくや(福岡県福岡市)も「いい会社」だ。

明太子で有名なふくや、その明太子の製法を特許もとらずに皆に教えたという\(◎o◎)/!

明太子の市場規模が1300億円あるのは、特許をとらずに自由につくらせた結果であって、もし「ふくや」で独占していたら、市場規模は「ふくや」の売上である150億円程度にとどまっていたかもしれないのです。(本書よりP207)

な、なんと特許(とらずに)のオープン戦略だ\(゜ロ\)(/ロ゜)/

マーケットを創るためにあえて解放する経営戦略wwしかしふくやの当時の経営者の川原俊夫さん

「明太子は惣菜や。いろいろな味があってよか。美味しいものがどんどん出てくるとは悪いことやない。うちの明太子が美味しけりゃ、必ずうちのを買ってくれる」(本書よりP206)

マーケットの創出と成長の思考。素晴らしい着想ですねΣ(゚Д゚)

俊夫さんはつねづね「一番の社会貢献は利益をたくさん出して、税金をたくさん払うことだ」と言っていました。(本書よりP214)

現在、ふくやが寄付に使う金額は年間1.5億円は下回らないとのこと・・・

仕入先にも社員にもお客様にも値引きしない、正価での販売。社員には給料を上げたらいいという誰もが利益のとれる商売を貫いているふくや。

経営者の精神が生きていますね(#^.^#)

あとがき

会社の数字を見せることは経営者の心理的バイアスがあると思います。

しかしそれは経営者のお金の考え方や使い方に影響しているかもしれません。

世の中には会社のノウハウまで見せる会社もあります。

シンプルに考え、いいお金の使い方をしたいものです(#^.^#)