世界中で有名なカフェ「スターバックス」。スターバックスを発展させた、ハワード・シュルツ。夢に対して情熱をもってビジネスを拡大させた名経営者。事業拡大、組織化、マーケテイング、採用とありとあらゆる分野が一冊にまとまった「スターバックス成功物語 (著)ハワード・シュルツ」。経営者・起業家・イノベーターの皆様におくる今回の経営のヒントを壮大なストーリーを引き続き読み解きましょう\(◎o◎)/!

 

 

 

 

 

 

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前回の記事

2020/05/12 スターバックス成功物語から学ぶ➀

新しい価値の創造

スターバックスの買収は、ハワード・シュルツにとって古巣に戻ることでもあります。辞めるときは従業員、次は経営者として戻るということ。ハワードがスターバックスへ戻って気付いたこと、従業員の士気が以前よりもとても下がっていたのだ。

いかに見事な事業計画でも、社員がそれを受け入れてくれなければ何の価値もないのだ。社員が経営者と同じ気持ちになり、心底やり遂げようと決意しなければ、事業を継続することはおろか、軌道に乗せることすらおぼつかない。そして社員は、経営者の判断が信頼でき、なおかつ自分たちの努力が認められ、正当に評価されるのだと実感したとき、初めて計画を受け入れるのだ。(本書よりP133)

ハワードは従業員との対話を重視します。スターバックスが自分の会社になったのに、ふんぞり返ることなく誠実に対応するのである。スターバックスは、働くひとたち全ての会社であるということをきちんと説明する。アメリカという国の本当に経営者???と疑ってしまいますΣ(・ω・ノ)ノ!(イメージはやっぱり株主重視かな)

そしてもう一つ対処すべきこと。投資家に対しての約束。スターバックを買収の際に集めたお金は投資家から集めたもの。投資家は、ハワードとスターバックの成長に託したのだ。事業継続・発展の施策は「成長」である。しかし誰しも経験したことのない領域に踏み出すときに必要なことは、新しいことを踏み入れる勇気。

計画実現のためには、大至急その方法を学ぶと同時に、経験豊かな経営専門家を雇い入れる必要がある。(本書よりP135)

目指す組織の規模の人材を経験した人を取り入れる。日本的な発想は、自社のメンバーで成長をするということが多いかもしれません。また外部から登用した人物を中枢で活躍させるようなことも苦手ということもあります。

サントリーがローソンの新浪社長を取り込んだのもいい事例ですね\(◎o◎)/!

あなたが引きつけれるものは、ほかの人たちも引きつける

スターバックスの価値は、やはり「第三の場所」(サードプレイス)ですね(#^^#)

ロマンチックな味わい、手の届く贅沢、オアシス、ふだん着の交流と本書より。

日本のスターバックスも、座りやすい椅子、おしゃれな音楽、ゆったりとした場所、、、皆様、おもいおもいに楽しんでますよね(^^♪

パートナーたち共に

スターバックスの会社が、他の会社と違うのは従業員に対しての思いです。

従業員全員に健康保険制度を導入したのです。(日本では国民皆保険制度です。アメリカでは民間の保険会社を選びます。)スターバックスでも従業員にかける保険料が日増しに大きくなります。株主重視のアメリカでもハワードの考えは違います。従業員の福利厚生制度の充実がひいては従業員が長くスターバックスで働いてくれるということにつながる。新しい人を採用し教育し定着させるほうがコストが多額にかかる。離職率の低下が重要なのであるということ。

そして従業員にストックオプション制度も導入したのである。

※ストックオプションとは?株式会社の経営者や従業員が自社株を一定の行使価格で購入できる権利。会社の価値が上がれば自ずと時価が上がり株式市場に上場していれば売却益も得ることができる。従業員に対してのフィーにもなる。

スターバックスの全社員が経営のパートナーになったのだ。(本書よりP176)

全員経営で取り組み会社の価値をあげようと。素晴らしい\(◎o◎)/!

この日以来、スターバックでは「従業員」という言葉は使わなくなった。勤続六ヶ月以上の社員は全員ストックオプションを取得する権利を得るので、今ではすべての社員を「パートナー」と呼んでいる。(本書よりP179)

経営者と従業員が同じパートナーとなり、会社を盛り上げ価値を上げる。経営者は大いに夢を語り従業員は経営者を信じてお客様にサービスを行う。スターバックスは名実とともにいい会社となっていく姿が描かれていますね。

多くの若い企業が成熟に至らない原因は、創造性の発見を支援するための組織の構造化や事業運営の確立を怠ったか、過度の構造化で組織が官僚的になり創造性の息の根を止めてしまったのいずれかでである。(本書よりP217)

スターバックスの成長はハワードという経営者の成長でもあります。一つのことに執着せずに邁進して、パートナーを大事にして組織を大きくさせることは、なかなか出来ないものでありますねΣ(・ω・ノ)ノ!

本書第9章の「社員は経営の道具でない」、あの出光佐三も従業員を使って儲けることは考えていないと同じことを言っているのに気付かされますΣ(・ω・ノ)ノ!

あとがき

大きくなっていくスターバックスに社訓がつくられました。ハワードの想いをのせさらに会社は大ききなります。

弊所の経営理念「みんなの会社の価値とモチベーションに変化を起こし、「自由に働く」「楽しく働く」の輪を広げよう。」でした。スターバックスの価値を働くみんなで上げようと考えるハワード・シュルツに親近感を覚えました。なるほど、こういう経営者の方にもっとお会いしたいですね(#^^#)

次回へ続く~

スターバックス・ミッション・ステーメント(社訓)

・働きやすい環境を提供し、社員が互いに尊敬と威厳をもって接する。

・事業運営上の不可欠な要素として多様性を積極的に取り入れる。

・コーヒーの調達・焙煎・流通において、常に最高のレベルを目指す。

・顧客が心から満足するサービスを提供する。

・地域社会や環境保護に積極的に貢献する。

・将来の繁栄には利益率の向上が不可欠であることを認識する。(本書よりP185)