経営者のお仕事はマーケティング➀~ポジショニング戦略を考える~
マーケティングに画期的な変化をもたらした「ポジショニング戦略」。
消費者の頭のなかにあるポジショニングをどう取っていくのか。
今回の経営のヒントは「2008/4/14 ポジショニング戦略[新版] アル・ライズ (著), ジャック・トラウト (著), フィリップ・コトラー(序文) (著)」です。いや、ほんと経営者の仕事はマーケティングっすΣ(・ω・ノ)ノ!
ポジショニング戦略[新版] | アル・ライズ, ジャック・トラウト, フィリップ・コトラー(序文), 川上純子 |本 | 通販 | Amazon
ポジショニング戦略とは
マーケティング手法のなかでも異彩を放つ「ポートフォリオ戦略」。
ポジショニングとは、「情報があふれる現代社会で、人々にメッセージを届ける」という難題を解決する、最も有効な考え方である。ビジネスにおけるポジショニングは、商品から始まる。商品とは、製品、サービス、企業、組織、あるいは一人の人間である。あなた自身の場合もある。といっても、ポジショニングは、商品そのものに手を加えるわけではない。消費者の頭の中に、商品を位置づける(ポジショニング)のだ。(本書よりP12) |
消費者の頭の中にある商品・サービスを自社のものへと変化させること、、、それがポジショニング戦略Σ(・ω・ノ)ノ!
ポジショニングの基本手法は、「消費者の頭の中に既にあるイメージを操作し、それを商品に結びつける」というものだ。誰の頭にもない新奇なイメージをつくりだすことではない。(本書よりP15) |
斬新で、イノベーションで、豪華なものではない。今あるものを顧客の頭にすり替えるのだΣ(・ω・ノ)ノ!
ビジネスでも、重要なのは、人の頭の中に「最初に」入っていくことである。(本書よりP29) |
最初が、肝心である\(゜ロ\)(/ロ゜)/
ポジショニングを実践する前に
ポジショニング戦略は、商品やサービスの名前もある。いいネーミングには競争力があります。
そこでポジショニングをする前に6つの自問を。
問➀ 自社の現在のポジショニングは?
問➁ どんなポジショニングを築きたいのか?
問➂ ライバルは誰か?
問➃ 資金は十分か?
問➄ 同じことを続けられるか?
問➅ 自社にふさわしい広告をつくっているか?
ポジショニングで勝利する12の決め手
➀言葉の役割を理解すること
➁言葉を有効活用すること
➂変化に慎重になること
➃ビジョンを持つこと
➄勇気を持つこと
➅客観性を持つこと
➆シンプルなアイディアを持つこと
➇巧妙であること
⑨すすんで犠牲を払うこと
⑩忍耐力を持つこと
⑪世界的視野を持つこと
⑫直接対決は避けること
広告予算が少ない中小企業でも、国内市場しか持たない企業でも、さらには企業以外の組織でも、ポジショニングによって大成功を収めることが可能であることを示す実例も豊富に登場します。(本書よりP270) |
本書でポジショニング戦略をしっかり身に付けましょう\(◎o◎)/!
あとがき
企業経営において重要なこと、経営者の仕事はマーケティングである\(゜ロ\)(/ロ゜)/
次回へ続く~!