お金と感情と意思決定の不合理なこと

人の行動は経済合理性のもとでの行動か・・・

いや、なんか~ちがう動きの時ありますよね。「経済不合理性」の動きww

人は様々な行動をするとき、感情が動いたり、人の動きを見たり、思考して意思決定を行ったりします。必ずしも合理性でない動きをする人間。

今回の経営のヒントは「2014/6/26 お金と感情と意思決定の白熱教室: 楽しい行動経済学 (著)ダン・アリエリー , (翻訳)NHK白熱教室制作チーム)」を読み解き行動経済学に触れましょう~\(゜ロ\)(/ロ゜)/

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必ずしも合理性はない

行動経済学という学問でノーベル賞がとられるぐらい近年では熱い?研究分野。

行動経済学(こうどうけいざいがく、英: behavioral economics)とは、経済学の数学モデルに心理学的に観察された事実を取り入れていく研究手法である。(Wikipediaより参照)

この分野、とても面白いですね。

人の不合理性、同調圧力に流されるさま、人の儚さを感じます。

例えばこれからある「コロナワクチン」を打つかどうかも行動経済学で考えればどのようなメッセージを送るかでワクチンを打つ人の増加が変わる可能性がありますね\(゜ロ\)(/ロ゜)/

家を購入するときに3500万円の物件にお風呂にTVを付けたら50万円と言われても、もはやピンときません。とりあえずつけるか!という思い切った決断ができるようです。

近所のスーパーの野菜がA店では300円、B店では290円、どちらへ行こうかとじっくり悩むことがあるかもしれません。

でも大きな買い物になると突然、数千ドルの追加が大したことに思えなくなる。これは家を買う時によく見られる傾向で、思い切った決断がしやすくなるんだ。(本書よりP140)

確かに大きな金額になるともう想像がつかないので勢いで勝ってしまいそうです\(゜ロ\)(/ロ゜)/

行動経済学で人を動かせ!

本書の事例に、ピザ屋に注文するときにトッピングの選択肢が多いか少ないかでも買うか買わないか決まるとのこと。パソコン画面やスマフォ画面でいかにクリックやタップを少なくするか大きなポイントですね。

環境、つまり選択までの道筋がとても大事だということを覚えておいてほしい。特に、最も楽な道に注目すべきだ。私は、人は怠け者だというつもりはない。失礼だし、実際そうは思っていない。しかし人の怠慢さを甘く見てはいけない。人は楽な道を選ぶということは周知の事実かもしれないが、想像以上に手間をかけることが嫌いな生き物なんだ。道筋を考えること、人間の怠慢さを十分頭に入れておくことがとても重要だ。(本書よりP26)

Amazonで商品を選び、カートに入れ、レジに進み、注文を確定するで最低3回のクリックで購入できる状況ってやっぱりすごいですね。

何にも考えなくてもポンポン変えますね。恐るべしAmazonと行動経済学・・・(´・ω・`)

給料があがってもモチベーションは続かない、しかし働いている人の奥さんや子供に対してプレゼントやお花や少しの金銭だけで圧倒的なモチベーションが上がるときもあります。経営者の方で、従業員の方の誕生日や家族の状況を理解している方がおられます。こういう方の下で働く従業員のモチベーションはすごい高いですね(#^.^#)

あとがき

ここ10何年のあいだに行動経済学でノーベル賞を受賞した方が3人いらっしゃるとか!

人の感情と行動を経営に役立てる。行動経済学、恐るべし!(#^.^#)

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