税と共感。
経営者・起業家・イノベーターの皆様は税金についてどうお考えでしょうか?
今回は、税金が共感を生むか???そんな視点から経営のヒントを読み解きたいと思います(#^^#)
実務を通して税金のイメージ
税務を取り扱う仕事をして、なぜ税金を納めることはネガティブなのか???ということがとても気になります。
イメージもこんな感じ(゚Д゚;)
(税金気にしない)上場企業>中堅企業>中小企業>零細・個人事業>個人(税金気にする)
払う税金が多ければ、一概には言えませんが非上場の企業・個人はちょっとネガティブ。節税へGo!Go!
納めた税金が何に使われるかわらない、そういった疑問もあると思いますが(゚Д゚;)
納税義務の根拠
納税義務の根拠は、日本国憲法にあります(#^^#)
日本国憲法第30条
「国民は、法律の定めるところにより、納税の義務を負ふ。」 税金は、国を維持し、発展させていくために欠かせないものです。 そこで憲法では税金を納めること(納税)は国民の義務と定めています。 この「納税の義務」は「勤労の義務」「教育の義務」とならんで、国民の三大義務の一つとされています。 納税者である私たちは、正しく税金を納めることが大切ですが、税金の使いみちに十分関心を持つことも大切です。 (国税庁HPより) |
そうか、税金の使い道に関心をもたないとだめなんだ!!!(゚Д゚;)
収入【国の一般会計歳入額 内訳(令和元年度当初予算(臨時・特別の措置を含む))国税庁HPより】
支出【国の一般会計歳出額 内訳(令和元年度当初予算(臨時・特別の措置を含む))国税庁HPより】
収入101兆円、支出101兆円・・・使い切りww(゚Д゚;)
税金を納めたいという共感
ここで共感という言葉を思い出します。
共感(きょうかん)、エンパシー(empathy)は、他者と喜怒哀楽の感情を共有することを指す。もしくはその感情のこと。(Wikipediaより参照) |
人は、感情が動くと行動します。ネガティブなイメージは、どうしても行動したくない・・・(一一")
義務だから!権利だから!儲かってるから!もらったから!損したくないから!・・・という感情が動く中でとても秀逸な仕組み、それは
(/・ω・)/(/・ω・)/ふるさと納税!(/・ω・)/(/・ω・)/
ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄附ができる制度のことです。手続きをすると、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。多くの自治体では地域の名産品などのお礼の品も用意! 寄附金の「使い道」が指定でき、お礼の品もいただける魅力的な仕組みです。 (ふるさとチョイスHPより参照) |
これは共感を生む仕組みだ(#^^#)
自分が選んで応援したい自治体に納税できる。そして自治体の地域の名産も御礼としてもらえる。この名産品により、地域経済の産業を知ってもらうことができさらに応援される。そして所得税や住民税の控除もできる。
税収の少ない地方にとっては、自治体の知名度をあげるための御礼が話題になった市町村もありました。
地方発の情報発信でのインパクトはやはりすごかったです。いろいろ問題はありますがマーケティングにうまく利用した自治体は本当に素晴らしいです。
あと、共感として寄付があります。しかるべき団体への寄付は寄付金控除もあります。
あとがき
税金って、実は価値のあまりなんですね(#^^#)
価値のあまりってなんだ?ですが、利益とか儲けとかそういう残りに税金がかかるのです。
大きい利益や儲けには大きな税金を、小さい利益や損している場合にはなるべく少ない税金をと税金の前では皆、課税公平ww
しかし、現在の経済システムでは、手当てしきれない問題が多々あります。その中でベーシックインカムの議論は、今後起こりうることだと思います。皆が幸せに暮らそうとすれば、システムに限界が出てきます。
一人だけが生き残る経済より、循環型のエコシステムが重要になります。
価値のあまりを人々がどのように共有できるか、「自分ごと」「共感」は世の中で動いているシステムを俯瞰して見るための知恵と思います(#^^#)