クラウドファンディングはビジネスで使えるか?

先日、「クラウドファンディング」のセミナーへ行って参りました。

クラウドファンディングとは、CROWD(群衆、不特定多数)とFUNDING(資金調達)を組み合わせた造語です。クリエイターや起業家が製品、サービスの開発やアイデアの実現をするために、インターネットを通じて不特定多数の方から資金の出資等を募集することです。

セミナーはクラウドファンディングの大手のReadyfor(れでぃーふぉー)さんから講師が来られました。

クラウドファンディングは、もともとアメリカが発祥の地で、世界中に約500のプラットフォームがあるそうです。

日本のクラウドファンディングは、出資者に対するリターンは3つの種類に分類できるようです。

リターンの内容 プラットフォームの例
①寄付型 リターンが無い JAPANGIVING
②購入型 モノや権利など READYFORCAMPFIREmakuake
③投資型 金銭的なリターン ミュージックセキュリティーズ

特に今回はセミナー受講したReadyforさんからの内容です!

資金を集めたい方を実行者と呼ぶようです。皆さんの参加動機は・・・

①資金を集めたい。

②プロジェクトのことを多くの人に知ってもらいたい

③既に接点のある人と、より深い関係性をつくりたい

④自分のプロジェクトにニーズがあるのか知りたい

とのことでした。Readyforさんに登録すること自体にお金はかかりませんので、リスクなく資金調達ができるようです。ただし、目標金額に達成しない場合には、お金は支援者に対して返金されるそうです。

逆に出資する支援者の参加動機は・・・

①リターンに魅力を感じて(購入に近い感覚)

②ストーリーへの共感(寄付に近い感覚)

③コミュニティに対する参加・貢献欲求(投資に近い感覚)

Readyforさんは、モノや権利などのリターンがあるとのことで、例えば暖かいお弁当箱を作るといったプロジェクトに関してはお弁当箱をリターンとして、またそこでしか経験できない権利もリターンとしてあるようです。

Readyforさんはミッション(会社HPより抜粋)

Readyforは社会をよりよくしようとする実行者と、その想いに共感する支援者を支えるコミュニティとして、このコミュニティに関わる人すべてが私たちのサービスを快適に利用できるようできるよう尽くします。このサービスから始まる共感の輪が、もっともっと多くの人々に届くようにあらゆる努力を惜しみません。誰もが夢を実現できる、そんな未來のために

時代が本当に変わったなと思います。以前よりも個人での起業やアイデアをより実現しやすくなったのではないでしょうか。

ここからはクラウドファンディングをビジネスにどのように利用するかです。

1.リスクなくチャレンジできる。

初期投資、在庫、コンセプト設計の誤り・・・等

創業において、クラウドファンディング上で疑似経験できるから、本当にニーズのあるビジネスかジャッジできますね。ニーズがあれば出資者(ファン、お客様)からの出資で目標金額が達成できるはず!

2.ファン・コミュニティの形成につなかる

3.支援者のニーズをくみ取って、プロジェクトに反映できる

またReadyforさんでは、1案件のプロジェクトごとに経験とノウハウのあるキュレーターという専門スタッフがついてサポートして下さるそうです。

Readyforさんで、自分のビジネスがどこまでできるのか一度チャレンジするのもいいのでは?と思います。

Readyforさんで、支援者からお金が入った場合の成功手数料は、支援総額の17%(消費税別)だそうです。

最後に気になったことをReadyforさんのセミナー講師の方に質問しました。

支援者からのお金が入った場合にはどういった会計処理になりますか?と質問をしましたが、会計処理のほうは税理士・会計士にご相談下さいとの内容でした。

ううむ・・・契約書がみてみたいものです。

クラウドファンディングにご興味のある方は、ぜひご相談下さい!あなたのビジネスをサポートさせて頂きます!

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