儲かる飲食店経営③~原価・人件費・家賃を意識すること~
税理士の岩﨑です。
前回からの引き続きということで「儲かる飲食店経営」シリーズの第3弾ということで、今日のテーマは、「原価・人件費・家賃」です。
どれだけ意識ができるか
今日のテーマの「原価・人件費・家賃」は飲食店経営をするうえで大部分をしめる経費になります。
経費をどれだけ意識するか、そのことこによって利益の金額は変わります。
儲かる飲食店経営シリーズで、①回目は事業計画の大切さを、②回目は投資に対して利益をもってどれぐらいで回収できるのかという大切さを記載致しました。
➀②回のシリーズで言えることは、しっかりと計画をたてることの大事さを伝えております。
事前の計画がどれだけ大切か、私は税理士として廃業するお店を何度も見ています。
FLRコストを知ろう
原価・人件費・家賃といっても飲食業界の方はご存知だと思います。
釈迦に説法ではありますが、おさらいです
原価・・・Food(食材原価)
人件費・・・Labur
家賃・・・Rental
この3の頭文字をとってFLRコストと言います。
この3大コストを飲食店経営において意識し、コントールするかがお店が繁盛するポイントになります。
では、このFLRコストは売上に対してどのくらいでおさえるべきかというところですが
(原価+人件費+家賃)÷売上=70%以下というこです。70%以下!
利益が出る仕組み
利益が出る仕組み。それは・・・・
売上を上げること
と
経費を下げること
たった2つのことだけなのです。
どの部分を意識するか。
売上を上げるのでしたら、単価を上げるのか、単価を下げて個数をとるのか。
経費を下げるのでしたら、食材原価を下げる、アルバイトを一人減らすといろいろなアプローチが考えられます。
どのような施策を展開することでも大事なことは会計をしっかりつけること。
ドンブリ勘定では絶対に手を打てません。
結局、大事なことは
飲食店経営にしろ、他の商売でもそうですが、どんな対策を打とうにもデータがなければ何もできません。
そして、日々、会計をしっかりすることによって意識が生まれます。
今日は、このぐらいお客さん来たからこんなものかと、カンだけに頼る経営ではなく、しっかりと会計も連動した数字を意識することが大事です。
そうすれば無駄な経費を使わずに済みます。
日々の積み重ねで、決算のとき、申告の時に、慌てふためくことなくしっかりと対策が打てます。
儲かる飲食店を目指しましょう!
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