2022年11月の日経新聞の気になる記事リサーチ

2022年11月も終わりました!はや\(゜ロ\)(/ロ゜)/

今回の経営のヒントは「日経新聞から気になる2022年11月の動き」を読み解いていきましょう~\(゜ロ\)(/ロ゜)/

気になる記事特選

2022/11/2 「経営者保証」制限、起業促す 中小向け融資を見直し 金融機関に説明義務、来年から

経営者が事業経営にいて銀行からの融資を受けます。この融資に経営者である個人保証をつけてもらいます。

銀行は会社に融資した資金が回収できなくても個人保証人となった経営者を追いかけます。要は経営者に会社から回収できなかった借金を返済してもらうというゴリゴリの奥義・・・(;゚Д゚)

銀行からしてみれば会社と経営者は、ほぼ一体。会社と個人のお金が完全に区別されていなければ資金回収の担保が欲しいところ。

ここにきて経営者保証の見直しへ。経営者保証がなければ起業は増えるか???\(◎o◎)/!

2022/11/29 経営者保証ない融資促す 中小企業庁、数値基準を導入

経営者保証をつけない融資を模索する中小企業庁。会社の業績がよくても経営者保証が付いているのも珍しくない。

経営者保証を取るためにはどうしたらいいのか。経営の透明性や法人・個人の分離、財務基盤の強化が挙げられています。

経営者保証がなくなれば利率が上がるのか。気になりますね・・・(;゚Д゚)

また監査基準や会計基準等で税理士の意見書とか必要になるのか・・・気になる(;゚Д゚)

2022/11/18 40地銀がシステム統合検討 クラウド型でコスト大幅削減

京都銀行や横浜銀行などの40の地方銀行が基幹システムをクラウド型に切り替えるという・・・(;゚Д゚)

金融機関のシステムの投資はどえらい金額なのは有名。みずほ銀行も大金投資してもシステムに不具合ばかり。なりの果ては金融庁からの改善指導、、、

それだけ金融機関のシステム投資は多額である。銀行はインフラなのだから。そこにきてクラウド型になればハードやデータセンターが不要でシステム改修もクラウド上で行われるし費用が安い!

クラウド型の新システムも4つの陣営に分かれているらしい・・・ここでも熾烈なシェア争い(;゚Д゚)

2022/11/16 関西7地銀最終増益、22年4~9月 外債含み損は1000億円

滋賀銀行、京都銀行、関西みらい銀行、池田泉州銀行、みなと銀行、南都銀行、紀陽銀行、の7銀行の数字がでたようです。

なかなかの好業績。外債の含み損だけが気になるポイント。コロナ融資の返済まえに不良債権の増加が心配され、銀行の資本も気になるところです。経済情勢はしっかり押さえていきたいところです。

2022/11/25 2つの出口

戦争は始めるのは簡単だが、終わらせるのは難しいとの記事・・・(´;ω;`)ウゥゥ

出口戦略は難しい。戦争もそうだが政府の政策、経済・金融も出口は難しい。

ひとつの選択で長引く失敗するケースもある。

黒田日銀体制も来年春には代わる、日本経済はどこへ行くのか・・・

2022/11/2 ジブリパーク、集客より世界観 年内のチケット完売

ジブリパークが開園しました。人数制限をしながらジブリの世界観を楽しむテーマパーク。

東京ディズニーランドと比べても入場者数は制限する。基本設計から来場者は頭打ちになる構造だという。

とにかく人の多いUSJとかとも比べると少ない方がいい(個人的感想)

少ない人数の代わりに顧客単価とテーマパークの満足度が重要だとの記事\(゜ロ\)(/ロ゜)/

2022/11/7 やりがい搾取の呪縛 戦略物資で価格支配力を

半導体のサプライチェーンを担う日本の重要な役割。価格支配すら出来る立ち位置なのに海外のビッグスリー(サムスン電子、インテル、TSMC(台湾))に圧力をかけられる。日本のエンジニアたちは、世界にない日本の技術で誇りをもって仕事をする。創意工夫、汗の結晶、顧客の満足が自分たちを承認する。はたから見れば「やりがい搾取」では・・・と\(゜ロ\)(/ロ゜)/

本記事では、サプライチェーンも止める破壊力のある日本の技術、戦略もあるのに下請けに甘んじるのはどうか・・・

2022/11/10 企業間決済1000兆円市場、DG×JCBが請求書レスへ

1000兆円といわれる法人決済のデジタル化のマーケットを狙う。

企業間による決済はいまだ人の手を介在にしていくつかのやりとりがある。クレジットカードみたいな簡単な決済ができれば事務負担がなくなり生産性があがるとのこと。2023年10月に始まる適格請求書等保存式(インボイス制度)によりデジタル化需要がまし追い風になるのではと期待されています。

うーーーん、弊所はクラウド会計freeeを導入しているから対応できますね・・・(;゚Д゚)

2022/11/12 経営に効く「心理的安全性」 多様な人材活用促す4冊 学習院大学教授 守島基博(今を読み解く)

日本の企業組織にもだいぶ根付いてきた「心理的安全性」という本の紹介記事。

恐れのない組織――「心理的安全性」が学習・イノベーション・成長をもたらす | エイミー・C・エドモンドソン, 村瀬俊朗, 野津智子 |本 | 通販 | Amazon

世界最高のチーム グーグル流「最少の人数」で「最大の成果」を生み出す方法 | ピョートル・フェリークス・グジバ |本 | 通販 | Amazon

心理的安全性のつくりかた | 石井 遼介 |本 | 通販 | Amazon

多様性の科学 画一的で凋落する組織、複数の視点で問題を解決する組織 | マシュー・サイド |本 | 通販 | Amazon

心理的安全性は、多様性を経営成果に結びつけるインクルージョン(包括・包含)の基盤との記事は綴る。

記事を投稿された守島先生も人材分野の著書も多いです。人が資産と言われる現在、会計基準も人的資本に関して開示を求めています。人権なども大切な分野ですね\(◎o◎)/!

あとがき

11月あっという間に終わった1ヶ月でした。

11月も内容もりもり、私の興味ある分野がかなり影響しています。

経済・金融・人材と大きく動きそうな予感です。

Facebook・Twitterに登録すると最新のブログが分かります!(^^)!