2022年9月の日経新聞の気になる記事リサーチ

2022年9月も終わりました!はや\(゜ロ\)(/ロ゜)

今回の経営のヒントは「経新聞から気になる2022年9月の動き」を読み解いていきましょう~\(゜ロ\)(/ロ゜)

 2022/9/3 日本電産永守氏一問一答「社外に後継いると錯覚」後任選び、実績主義を強調

跡継ぎは社外にいる・・・そんな幻想を抱きながら社外から優秀な幹部候補を招集した日本電産の永守会長。しかし入社した幹部たちはそれほど良い結果を残さなかった・・・きびしい(;゚Д゚)

現時点では日本電産立ち上げ時のメンバーである小部氏が副会長から新社長へと。永守会長もやっと目が覚めたかと社員たち。永守会長は会社にとって老害(?)と言われる年齢だがダイキン工業の井上会長、信越化学の金川会長、ウォーレン・バフェットも高齢で大活躍、とやかく言われる必要はないと。

会社の後継者を誰かにするのか、カリスマ経営者(孫さん、柳井さん等)と言われる方々は本当に大変ですねΣ(・ω・ノ)ノ!

2022/9/27 ゼロゼロ融資、迫る猶予切れ 23年度に3割で返済開始 関西金融 アフターコロナへ㊤

新型コロナウイルスの実質無利子・無担保のゼロゼロ融資が9月末で終了するという記事。

利子が3年間補給され、元本返済も最大5年間は返済猶予があるこの融資。23年には返済が始まる企業が多いという。現在の状況での利益の返済になるので、コロナ禍での経営を創意工夫して利益を計上できる企業になったかの差が出てくる・・・しかし戦々恐々なのは事実だ(;゚Д゚)

2022/9/27 山九、下請けの資金繰り支援 供給網維持へ120億円調達

山九、下請け企業への手形廃止のため社会課題の解決を目的とするソーシャルローン(社会的融資)を120億円調達するという記事。

支払手形をもらうと決済までに1ヶ月~3,4ヶ月かかります。現金になるまで資金が固定化され中小企業にとっては資金繰りの死活問題です。手形をもって割引(実質値引き)ということもあるので、これは素晴らしい取り組みだ、と思いましたΣ(・ω・ノ)ノ!

2022/9/26 株式公開か、社会問題解決か 米パタゴニアの重い問い

社会的企業であるパタゴニアは株式公開をしない。短期的な利益を得るために長期的な活力や責任を犠牲にしなければならないというプレッシャーにさらされる、、、という記事。

パタゴニアの創業者のイヴォン・シュイナード氏も83歳。株式の所有をだれに任せるか、これもまた承継だ。パタゴニアのパーパスを引き継ぐ先は上場ではなかった。企業としては利益を出すことも社会の役割を担うことも大切だΣ(・ω・ノ)ノ!

2022/9/19 失敗に学ぶビジネス戦略 事業停止の判断も重要/報告体制整え事故激減

失敗から何を学ぶのか。いろんな書物が紹介されています。

ビジネス戦略の失敗はいろいろあります。資金さえ回れば黒字でも倒産はしません。

顧客に必要とされる商品・サービスを提供できなくても。しかし利益を上げなければ資金が持ちません。企業の将来性を描けるのか、成長戦略に資金提供されるのか、何にしろ財務は改めて重要(;゚Д゚)

2022/9/6 コロナ禍で「肩こり」の損失コスト増 病欠よりも深刻

肩こり増加に「損失コスト」の増加。ビジネスパーソンの生産性に大きな影響を与える肩こりに加え全体の疲労。日本人はこの疲労や自分の健康状態を正しく理解していないという。体がだるくなると頭が回らなくなるのでマッサージにはぜひ行ってほしいものです\(◎o◎)/!

2022/9/23 苦渋の「さらばニッポン」 Web3頭脳、流出の危機 Web3 熱狂と不信(4)

ボトルネックが税制だ・・・(;゚Д゚)

web3企業がトークンを発行して投資家からお金を集めてその一部を手許に残しておくと時価評価・・・えーーーー(;゚Д゚)

売買目的有価証券みたいな感じかな?(;゚Д゚)

問題は新しい産業に対しての税制が追い付いてないということが問題か・・・(;゚Д゚)

2022/9/21「焼肉きんぐ」の物語コーポ 高収益、メニューの妙出店余地、見極めカギ

絶好調の焼肉きんぐの物語コーポレーション。家族もあきない価格設定が妙。

「1家族1万円を想定した価格設定」粗利が65.5%。素晴らしい(;゚Д゚)

ウクライナや円安、コロナと色々あるが創意工夫、顧客は必ずいるのだ!

2022/9/6 ホンダ、挑む2 「ワイガヤ」進化できるか

みなでワイワイガヤガヤ。コロナ前まであった環境は一変しましたね。イノベーションはやはり対面だ。現場、現物、現実の三現主義。商売の基本はいつも現場にある。ホンダの「ワイガヤ」も進化途上だ・・・(;゚Д゚)

2022/9/26 特許交渉、遅れた日本車勢「つながる車」欧・米・韓が先行 5G巡り、さらに難局も

つながる車には様々な特許が使われています。特許交渉会社のアバンシと日本の車メーカーと交渉が始まった。特許使用料が部品会社に転嫁されるのか、様々な問題があるようです。

あとがき

9月の日経記事もなかなか面白い記事ばかり。

ビジネスの最前線を知ることは私たち中小企業にとっての情報収集でもあります。

時代の流れ、大手の戦略を知りながら中小企業は独自の戦略に活かしましょう!

 

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