承認欲求を満たせば職場は活気づく?

働く人たちの動機づけは「金銭」「自己実現」だけではすぐに行き詰まる?

「承認」による動機づけが巨大なパワーとなるのだ\(゜ロ\)(/ロ゜)/

今回の経営のヒントは「2007/10/25 承認欲求―「認められたい」をどう活かすか? 太田 肇(著)」です。

承認欲求は意識高い人の現れが、実は動機づけの最大たるものになるのか???

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お金だけでは・・・

金銭報酬により動機づけは最初は上がるが後には下がるということは誰もが承知の事実です。

「認められたい」という欲求、すなわち承認欲求で動機づけ、能力を最大限に発揮させること、そして実際に承認欲求を満たせることが重要なのである。(本書よりP13)

なんとこんなアプローチがあるのか!という感じですΣ(・ω・ノ)ノ!

それでは「お金よりも重要なものは何か?」と問うと、多くの人があげるのは「自己実現」「達成感」「成長できること」などである。(本書よりP24)

マグレガーもリッカートも人間にとって最大の報酬であり、人間の能力を最大限に発揮させることだと言っているとのこと。

しかし「夜と霧」の著者のフランクル博士はちがう。

彼は自己実現について、それが結果であって目的ではないことを強調した。そして、自己実現を目的として追求する者が精神的に不安定な状態に陥りやすいと指摘している。(本書よりP25)

とりわけ周囲を意識するは日本人は、違うのである。

~略~金銭によって表われた自分の能力や業績に対する評価を意識していることが多い。(本書よりP26)

しかし日本人は奥ゆかしい。認められたいという自己主張は控えめだ・・・(;゚Д゚)

仕事での承認が重要だ

働き方改革により残業時間について厳しく規制されています。

働くことが好きな人には苦痛かもしれませんが、、、コロナ禍でも一緒に仕事をするといった機会も減ったのではないでしょうか。

仕事が好きな人にとって職場はどうもちがうようです。

それは仕事を受け身で「やらされている」のか、前向きな「自己実現の場」として楽しめているのかの違いである。(本書よりP51)

ここにさらに仕事好きの心を揺さぶるものがあります。皆でワイワイガヤガヤ、時間がたつのも忘れ、相手の発言やアイデアにフィードバックが起こる職場とは学生時代のサークルのようなもの。

要するに、そこでは無数の承認が行われているのである。(本書よりP53)
ただそのとき楽しさや充実感、あるいはみんなで盛り上がることの高揚感が仕事の原動力になっているといってよい。(本書よりP53)

承認がない職場で働く人は、仕事が最終的に楽しくない孤独を感じ自信がもてなくなり辞めるという。

やはり心理的安全性のもと、働く人たちは相互承認しながら働きたいものですねΣ(・ω・ノ)ノ!

あとがき

承認が大事。

というよりお互いが認め合う、「ありがとう」が言える環境が大事なのかなと本書を読んで想像しました。

コミュニケーションがよくとれる職場は相互承認があるでしょうねΣ(・ω・ノ)ノ!

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