経営者のお仕事はマーケティング➁~独自性を考える~

あなたの会社の「独自性」は何ですか?

いまだに自社の独自性が分からず、商品やサービスの品質のよさが自慢という他社と競合してもまったく変わらない。

顧客の購買心理はこの数十年間で変化しました。さぁ、あなたの会社も変わるときです。

今回の経営のヒントは「2011/4/28 独自性の発見  ジャック・トラウト (著) スティーブ・リヴキン (著)」です。

学者ではないですよ、マーケティングのプロ・実務家が教える本当の「独自性」です\(゜ロ\)(/ロ゜)/

独自性の発見 | ジャック・トラウト, Jack Trout, スティーブ・リヴキン, Steve Rivkin, 吉田利子 |本 | 通販 | Amazon

顧客に選ばれる理由が独自性

モノがあふれる時代に顧客は何を基準に商品やサービスを選ぶのだろうΣ(・ω・ノ)ノ!

消費者はありふれた選択の中から「選ぶ」ことに後悔している。

選択の自由に圧倒されて、人々は麻痺状態に陥っている。選択肢が多すぎると、人は意思決定を嫌がる。期待値があがるので、選択が間違っていたと自分を責める傾向が強くなる。二種類のジーンズしかなければ、そう期待しない。だが何百種類もあれば完璧を期待してしまうのだ。(本書よりP18)

参照記事:2022/1/4 購入する顧客の心理を読み解け!  | 岩﨑税理士事務所 (tax-iwasaki.jp)

webでスマフォでいろんな商品・サービスを調べても似たり寄ったりでるわぁでるわぁ。消費者は選択難民(;゚Д゚)

自社の独自性を無視して、万人向けになんでも提供しようとすると、たちまち同業他社との違いが薄れてしまう。(本書よりP19)

しかし現代は、差別化しようと思ってもほとんどの商品やサービスが似たり寄ったりになってくる。「ありふれた商品」になってしまう。

すべの商品は無印のようになっていくのか、それとも「人物のブランド化」になっていくのか・・・アパホテルの社長とかww

今こそ、USP(ユニークセリングプロポジション)を\(゜ロ\)(/ロ゜)/

人は何かを選ぶときには、意識的にせよ無意識にせよ、必ず「違い」を根拠に選んでいる。(本書よりP33)
つまり商品を宣伝するときには、どうしてそれを選ぶのかを消費者にわからせなくてはいけない。(本書よりP33)
だが残念ながら広告業界の人間の多くは、見込み客に「独自の売り」を提案しない。~略~売り込もうとしない企業のほうが消費者に好感される。(本書よりP33)

消費者の頭の中の余白には限界がある。新しいものが入るとそれが「よさそう」に見える(;゚Д゚)

現代ではUSPを実現するのも、商品を差別化するのも、利益を確保するのも、以前よりはるかに難しくなっている。その結果、たいていのマーケティング担当者は別の考えへさまいよだす。(本書よりP40)

いつの時代もTTP!(徹底的にパクれ!)模倣されたら一瞬のうちに商品・サービスは落ちていく。

そのために武器としての知財がある\(゜ロ\)(/ロ゜)/

参照記事:知的財産を意識した経営への道! | 岩﨑税理士事務所 (tax-iwasaki.jp)

参照記事:知財戦略発想の根幹(前半) | 岩﨑税理士事務所 (tax-iwasaki.jp)

参照記事:知財戦略発想の根幹(後半) | 岩﨑税理士事務所 (tax-iwasaki.jp)

独自性も差別化もすべてはアイデアが源泉だ。アイデアを守れるものならば特許で守ろう"(-""-)"

マーケティングの父セオドア・レビットはこう言う。

差別化は企業が常に努力しなければならぬ最も重要な戦略であり、戦術的行動の一つだ。差別化するかどうかと考える余地はない。そして、どんなものでも差別化できる。(本書よりP48)

これは心強い言葉ですね。すべてのビジネスは差別化ができーーーーる\(゜ロ\)(/ロ゜)/

差別化をする10のポイント

差別化する10のポイントを見ていきましょう~\(゜ロ\)(/ロ゜)/

➀「ポジショニング」と「フォーカス」の徹底

➁「一番乗り」を射止める

➂「特色」を模索する

➃「業界リーダー」を目指す

➄「伝統」で勝負する

➅「専門性」を磨く

➆「みなに選らばれている」をアピールする

➇「製法」にこだわる

⓽「最新」で差をつける

⓾「ホット」で注目を集める

10のポイントをしっかり本書で抑えましょう!

企業はときにポジションを変えなければならない。市場に変化が起こったときは、別の独自性を発揮しないと一巻の終わりだ。たとえばマイクロソフトがエクセルを開発したとき、ロータスはポジションを変更することで生き延びた。(本書よりP273)

どんなに最強の企業も長続きはしない。すべての企業はポジションを変化さてているのです。

あとがき

本書を読めば「独自性」を今まで考えたことがない経営者や企業は思考が爆発すると思います。

「独自性」こそが他社と競争しない戦略です。

しっかりと学びましょう\(゜ロ\)(/ロ゜)/

次回へ続く~!

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