人との絆~内発的動機づけ➁~
内発的動機づけを高めるためには、人からの支援が必要です。
例えば、子どもの成長には親の役割が重要ですね。
今回の経営のヒントは「1999/6/10 人を伸ばす力―内発と自律のすすめ (著)エドワード・L. デシ , (著)リチャード フラスト , (翻訳)桜井 茂男」です。
自己成長に伴う支援に必要性は子どももビジネスマンも同じです\(゜ロ\)(/ロ゜)/
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2022/8/16 偽りのない自分で生きる!~内発的動機づけ➀~
発達、パーソナリティの統合
子どもの可能性、成長、発達については親はとても望むところ。
その子供に影響を与えるのは親の関与割合。痛いところです(;^_^A アセアセ・・・
子どもの心理状況に与えるのは親がどれだけ支援や触れ合ってきたこと。時間はやはりとらないといけませんね。
親以外にも子どもを支援する大人たちとの関りも重要です。
パーソナリティの統合が進めば、すなわち、人が真にあるがままに生きることができ、自分の可能性のすべてを開花せせることができるようになれば、人は偽りのない自分を生きることができる。そしてそれはもちろん、社会的影響から離れては発達しない。(本書よりP110) |
おとなやコーチや教師の支援はとっても大事(;゚Д゚)
自律への支援を提供することによって、おとなたちは若者の、より大きな統合性と偽りのない自分へと向かう自然な発達を促進してきたのである。(本書よりP110) |
ちっちゃいころから子どもがどんな思いで成長するのか、環境って大事ですね"(-""-)"
内発的動機づけをを維持するのに、多くの実験によって分かったこと、自分が有能であり、自律的であるという。
すなわち、有能さと自律性に関して言えば、ほんとうに重要なのはその人自身の認知だということである。内発的に動機づけられるためには、自分が有能であり、自律的であると自分自身で認識している必要がある。効果的に行動する能力をもち、自己決定できると自分自身で実感している必要がある。他のだれかの意見ではうまくいかないのである。(本書よりP117) |
有能感、自律性の認知、自分を理解していることが大事ですね"(-""-)"
人が自律的に生きているかどうかの鍵となるのは、自分自身の選択で行動していると心底感じられるかどうかである。(本書よりP117) |
人々は、効果的で自由でありたいと願うだけではない。彼らはまた、効果的で自律的でありながら、他者と結びついていたいとも願っている。われわれはこれを、関係性への欲求と呼んでいる。それは、愛し愛されたい、思いやってあげたい、思いやりを受けたいという欲求である。(本書よりP119) |
ふ、深すぎる・・・\(゜ロ\)(/ロ゜)/
内在化による自立
大人やコーチ、教師たちは子どもたちが自分自身の意志で自主的に活動できるように取り組むことを促すことが私たちの役目であると本書より。
将来にわたり子供たちは、自由に活動できるのであると(;゚Д゚)
個人が社会の価値を身につけることを「内在化」という。
この内在化の二つの形態とは、取り入れと統合である。取り入れとは、フリッツ・パールズによれば、ルールを噛み砕かずに丸ごと飲み込むことだといえる。また統合とは、ルールをよく噛んで「消化」することであり、これが最適な形の内在化である。(本書よりP127) |
つまりそれは、あなたの自己に統合されなければならないのである。(本書よりP127) |
内在化の取り入れと統合の事例を見ていきましょう\(゜ロ\)(/ロ゜)/
父親の事業を引き継いだ若者が、その経験をうまく統合できたとしたら、その職業に対して自律的になるだろう。彼はほんとうに自分で選択したという感覚をもちながら仕事をし、だれかにそうさせられていると感じることはない。(本書よりP128) |
取り入れだけで終わると、第一は、かたくなで義務的な服従である。
第二の反応は、取り入れがそれほど強固に人をしばりつけていないときに起こる。それは、いわゆる、やる気はないのに離れられないというタイプである。 第三の可能性は、取り入れに反抗したいと思う傾向が強くなって、ついにはあからさまな反抗へと至るケースである。(本書よりP129) |
事業承継という事実に関して、統合(消化)出来れば素敵な「いい会社」になりますね\(゜ロ\)(/ロ゜)/
現代社会を生きるうえで6つの意欲(目標)があります。
外発的な意欲
➀裕福になること ➁有名になること ➂肉体的魅力があること 内発的な意欲 ➃満足のいく個人的関係をもつこと ➄社会に貢献すること ➅個人として成長すること(本書よりP179、180) |
生きる意欲(目標)に関する研究で、外発的目標を大事にしている人の精神的健康は低かったという(;゚Д゚)
外発的意欲だけでは偽りの自己であると、内発的意欲もきちんと意識しましょう。
あとがき
人を伸ばす力の本書、やっぱりすごいなぁと感心(;゚Д゚)
次回へ続く~!