やりがいよりも残業代。働く人たちの本音を理解すること。

自己実現、成長、やりがい・・・そんなものいりません。

きちんと残業代下さい!と言う社員がいたら経営者はどう思うだろうか??

今回の経営のヒントは「2014/1/10 あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。 (著)日野 瑛太郎」です。

世の中は、仕事だけが自己実現ではないという事実を知りましょう\(゜ロ\)(/ロ゜)/

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仕事のやりがいでプライベートは犠牲にしない

世の中にはいろんな価値観があって、いろんな人たちがいる。

それだけの認識は必ずもっておきましょう。多様性という言葉がしっかりときます。

自己実現ややりがいために長時間労働もいとわない企業戦士たち。日本の経済の発展を支えたのはまさに労働時間に比例する労働量!

確かに日本は豐になりました。いいか悪いかは別にして、そういった事実はあったのだ。

しかし時間がつたつにつれ現在にとって人の価値観は変わっていいく。

仕事を仕事たらしめているのは、結局のところ「労務を会社に提供すること」と、その対価として「給料をもうらうこと」の2点です。「やりがい」は、あくまでその2点を満たした上で、人によっては得ることができるという「おまけ」にすぎません。(本書よりP3)

長時間労働に勤しむ人たちをいつの間にか「社畜」という表現もされるようになりました。

日本労働犯罪天国(本書よりP25)(;゚Д゚)

思うに、法律を守ることで会社が潰れてしまうというのであれば、それはもう潰れるしかないのです。(本書よりP26)

人を雇わないということですかね(;゚Д゚)

日本は無宗教国だと言われますが、それは間違っています。日本という国は現在、「労道」というカルト宗教に支配されているのです。(本書よりP49)

労道教・・・(;゚Д゚)

こうして社畜が生まれた

社畜、あんまりいい言葉ではないですが本書での定義を見ていきましょう(;゚Д゚)

社畜=会社と自分を切り離して考えることができない会社員(本書よりP54)
日本的雇用システムのキモになる考え方は、会社が社員の一生を保障する代わりに、精一杯会社のために働いてもらうというものです。(本書よりP57)

会社と従業員の関係はトレードオフ(;゚Д゚)

社畜は6つの仕事観に支えられているという。

➀やりがいのある仕事につけたら、それで幸せです。

➁つらくてもいいから成長したい!

➂給料をもらっている以上、プロ!

➃言い訳は、悪!

➄経営者目線を持って仕事をすべき!

➅どれだけがんばったかが大事!

なんか思い当たるふしがあります・・・(´;ω;`)ウゥゥ

脱社畜のための8カ条を見ていきましょう!

➀「やりがい」にとらわれるな

➁つらくなったらいつでも逃げていい

➂「従業員目線」を持ち続けよう

➃会社の人間関係を絶対視するな

➄会社はあくまで「取引先」と考えよ

➅自分の労働市場価値を客観的に把握しよう

➆夫妻は極力背負わない

➇自分の価値観を大切にしよう

ここで大事なことは、「自分」という存在を認めるかがポイントのように思います。

「自分」をないがしろにすると無理が生じやがて手に負えないときが来ます。

会社と自分との距離感をしっかり保ちたいものです。

あとがき

長時間労働や仕事のプレッシャー、人間関係でメンタルをやれる方々が増加しています。

心理的安全性が高いとか、1on1やってるとか、こういった言葉が社内で流行る前にきとんとしたいものですね\(゜ロ\)(/ロ゜)/

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