うちの会社、チラシやめました!~売れ続ける理由は何でしょう?~
今日の努力が明日へと続く。
そして気が付けば、成功へと続く成功曲線へ描くのだ。
今回の経営のヒントは「2010/9/17 売れ続ける理由~一回のお客を一生の顧客にする非常識な経営法 (著)佐藤啓二」です。
顧客をファンにする方法が満載の本書を読み解きましょう~\(゜ロ\)(/ロ゜)/
売れ続ける理由
東北・宮城県の人口4700人の町にあるスーパー「さいち」に全国の企業から研修依頼がたくさんあるという(;゚Д゚)
みなが気になる「さいち」に何があるのか??
それは、、、「惣菜をつくる姿勢をつくる」が売れ続ける秘訣とのこと!
どんなに原材料が上がっても、不景気で地元のお客様の収入が増えないうちは値上げしないというのが、さいちの鉄則だからです。(本書よりP11) |
大きな声では言えませんが、さいちのお惣菜の原価率は60%。普通のお店よりずっと高いのですが、ロスゼロを実現しているので、40%は利益になります。(本書よりP11) |
そのためには、従業員に心をこめてものをつくる姿勢、心をこめてそれを売る姿勢を徹底することが大切です。(本書よりP11) |
言ってみれば、「惣菜をつくる姿勢をつくる」ことが、さいちの従業員教育なのです。(本書よりP12) |
いや~、これだけでは色んな会社が見学にくるなんて思えない\(゜ロ\)(/ロ゜)/
何だろう、「さいち」に来る理由は何だろう???
さいちでは、おはぎもバカ売れです。惣菜もバカ売れです。
ライバルは同業他社でもない、「家庭の味がライバル」という・・・(;゚Д゚)
だから添加物なんて入れない、日持ちしないし、今日食べないお客様には売らない・・・・
これこそが、「惣菜をつくる姿勢をつくる」ということなんですね\(゜ロ\)(/ロ゜)/
そして、新聞広告等は一切やらなくなったそうです・・・\(◎o◎)/!
売上や規模を追うな!
さいちは、とにかく地域の人に役立つお店を経営されています。
地域の人にどれだけ役立ったかで売上や利益は後からついていきます。
商売の王道だ!
売上や規模を目標にしてしまうと、どうしてもプレやすくなります。数字の上がり下がりに気持ちを奪われ、心が揺れてしまうからです。(本書より232) |
ただし、間違ってはいけません。本書で佐藤社長は、アナログの手書きで「天気、気温、客数、売上」の主要数字を毎日ずっと経営してからノート(対照表という名前)に付けられています。
商売はその日一日が終わったときにきちんと振り返ることが重要で、私は店を閉めたあとに必ずこれをつけるようにしています。そして毎日コツコツと記録を続けていくと、明日のこともだいたいはこの「対照表」だけで予想がつくようになるのです。(本書よりP162) |
商売の原則は今日の出来事を振り返り、成功と失敗を認識して明日へ生かすことが重要だ\(゜ロ\)(/ロ゜)/
あとがき
「さいち」にとって当たり前の基準が他社ではできない。
だからこそいろんな会社が見学にくる。ただ受け入れている「さいち」自身も勉強をさせてもらっているという気持にも感心します。
やっぱり「いい会社」は素晴らしい(*´ω`*)