なぜ、顧客は○○を買いたがるのか?

USJのマリオワールド、マ、マリオの帽子が3,300円???ルイージの帽子も・・・

そんなの必要か・・・いや、でも子供が喜ぶし・・・(´;ω;`)ウゥゥ

多分、東京ディズニーランドでもお土産にえげつない金額が投下されているのだ、きっと(´;ω;`)ウゥゥ

今回の経営のヒントは、ここまで解明されている「2014/9/26 買いたがる脳  (著)デイビッド・ルイス , (翻訳)武田玲子」を読み解き脳は心はいつ動いたのか広告の歴史から最新のニューロマーケティングまで学べる本書を読み解きましょう\(゜ロ\)(/ロ゜)/

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広報の歴史、それは人類の学問の進化発展の歴史でもある

1901年のはじめ、ウォルター・ディル・スコットが「広告における心理学の役割」というものを話した。

そこから120年、私たちの周りには商品やサービスの広告がありふれている。SNSやYouTubeといった紙やラジオ、TVとちがった媒体もたくさん出ておりマーケティングに企業は多額の投資を行っている。

広告の進化は学問と一緒に進化していきます。心理学者フロイト(1856~1939)の考え方を受け継いで消費者行動をコントロールできると。

PRの第一人者とされるエドワード・バーネイズ(1891~1995)はフロイトの甥なんですって\(◎o◎)/!

第一次世界大戦中のアメリカのプロバガンダ活動にも参画。大衆を動かす心理学も大いに役立てたはず・・・

1920年には行動主義心理学が、そして1979年には行動経済学が話題になります・・・

2002年にエール・シュミッツ教授が脳科学等を応用した「ニューロマーケティング」と名づけマーケティング手法を確立した。

本書の著者デイビッド・ルイスは2001年にマインドラボを設立した当時、ニューロマーケティングの会社を起業したが当時はマインドラボを入れて2社しかなかったが現在(日本での出版は2014年なのでその以前と思われます)では250社超あるという。

本当の現代では、脳にまつわる企業はベンチャーを含め数多くあると思われます。

ブレインテックが切り拓く5兆円の世界市場 第1回 ブレインテックの現状脳神経科学を応用した新事業創出 | 三菱総合研究所(MRI)

日本でもこれだけあるのだから世界中あっちゃこっちゃにあるんでしょうね・・・\(◎o◎)/!

買い物に「行く」VS買い物を「する」

買い物は世界中の消費者の一番のレジャーになっていると本書より(おもしろい表現だ)

新しいものを手に入れる興奮、喜び、楽しみ、お店の雰囲気、活気、そう買い物は楽しいんですね(*´ω`*)

理由はさまざまだが、何よりも買い物に行くことでエネルギーがよみがえり、支配している感覚になる。(本書よりP34)

お金というパワーで物を買う。幸福度はあがりますね\(゜ロ\)(/ロ゜)/

だが、買い物に「行く」のは大いに楽しいにもかかわらず、買い物を「する」のは面倒という人が多い。(本書よりP34)

トイレの洗剤が欲しくて欲しくてたまらん!買い物に行きたくてたまらない!ということはないですもんね( ;∀;)

買い物を「する」のは必要性(ニーズ)を満たすため、買い物に「行く」のは要望(ウォンツ)をかなえるためである。(本書よりP34)

顧客が買い物に「行く」を選択してもらうために企業は、顧客が物を買う理由を教えてあげなければいけません。

「欲しいし必要(ウォンツニーズ)」という思いに変容させること

本書では、ニーズをウオンツニーズへ変えることができるという。

その1:買い物客に「作業」を与える。

その2:希少性を作り出す

その3:ザッツノットオールテクニック(それだけではありません)(TNA)

その4:楽しさを演出する

その5:気分転換に「必要なもの」にする

その6:「問題がある」と感じさせる(本書よりP39~48)

買いたがる脳は作れるんですね・・・\(◎o◎)/!

あとがき

本書が日本で出版されて7年たっていますが、中小企業のマーケティングはこの領域にはまだ立っていないのではと思います。

このレベルまで必要かどうかは分かりませんが大企業が投下するマーケティング費用の膨大さを考え、何をやっているかという理解も重要です。

本書を通じて顧客の「買いたがる脳」をしっかりと学んでいきましょう\(゜ロ\)(/ロ゜)/

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