世界のエリートが読んでいる50冊の必読書その5~リーダーシップと組織~
経営学の人気分野「リーダーシップ」と「組織論」。
そんなリーダシップと組織論を語るうえで間違いなく推薦する1冊の本があります。
それは「2019/4/24 世界のエリートが学んでいるMBA必読書50冊を1冊にまとめてみた (著)永井孝尚」です\(゜ロ\)(/ロ゜)/
経営を実践している方の知識を補完するという意味でも再勉強にはもってこいです!!!さぁ、読み解いていきましょう!
前回の続き
2021/2/26 世界のエリートが読んでいる50冊の必読書その1~経営は戦略だ!~
2021/3/2 世界のエリートが読んでいる50冊の必読書その2~改めて顧客を知るということ~
2021/3/5 世界のエリートが読んでいる50冊の必読書その3~顧客開発とレッドの中にブルーあり~
2021/3/8 世界のエリートが読んでいる50冊の必読書その4~商品・サービスの価格設定は戦略だ!~
第5章「リーダーシップ」と「組織」
みんな?大好きリーダシップと組織論。本書の紹介される各先生方も第一級!
素晴らしい学びを得ましょう~\(゜ロ\)(/ロ゜)/
32冊目「エクセレント・カンパニー」 トム・ピーターズ/ロバート・ウォータマン
企業のベストフォーム(理想形)を求められた調査された本。
企業で働く社員の能力の発揮、生産性の効率をあげるのか。徹底的な合理化や管理は組織の人の「遊び」をなくします。
超優良企業を調べた結果、8つの特質がありました。
1.行動の重視
2.顧客に密着する 3.自主性と起業家精神 4.人を通じての生産性向上 5.価値観に基づく実践 6.基軸事業から離れない 7.単純な組織・小さな組織 8.厳しさと緩やかさの両面を同じに持つ(Wikipediaより参照) |
8つの特質、現代でも変わりませんね(#^.^#)
3の自主性と起業家精神が会社内に醸成されていれば多くの優秀なリーダーが育ちます!
33冊目「ビジョナリー・カンパニー 時代を超える生存の法則」 ジム・コリンズ
著者のコリンズは、業界トップの地位を何十年も維持する未来志向(ビジョナリー)の超一流企業を「ビジョナリー・カンパニー」と名付けた。(本書よりP216) |
弊所でも2020/9/15ビジョナリーカンパニー 時代を超える生存の原則 の記事を書いております\(゜ロ\)(/ロ゜)/
基本理念を貫く会社は日本の近江商人の三方よしにも通ずるという。
本書での「OR」ではなく「AND」という思考はとってもいいです。相反するものを両方得ること。
例えば利益OR社員でなく、利益ANⅮ社員なんですね。
34冊目「ビジョナリー・カンパニー2 飛躍の法則」ジム・コリンズ
弊所でも2020/10/16ビジョナリーカンパニー② 飛躍の法則の記事を書いております\(゜ロ\)(/ロ゜)/
経営者にも絶大なる人気の本書。
・第5水準の経営者
一見、謙虚でおとなしく人前に出たがらないが、強い意志を持ち、大胆な判断をする。(本書よりP226) |
カリスマ経営者ではなかったのが「なるほど」ですね。
だれをバスに乗せるかも有名です\(◎o◎)/!
35冊目「日本の優秀企業研究」 新原浩朗
日本企業にもよさがある!日本企業を研究した本書\(゜ロ\)(/ロ゜)/
著者の新原さんの奥様はなんと女優の菊池桃子さん!!!すっげ( ;´Д`)
「自分たちが分かる事業を、やたら広げずに、愚直に、真面目に、自分たちの頭できちんと考え抜き、情熱をもって取り組んでいる企業」(本書よりP232) |
日本企業で働く人たちの真面目さをさらに個々が考えて動く組織体制を構築したいものです\(゜ロ\)(/ロ゜)/
36冊目「ティール組織」 フレデリック・ラルー
テイラーの科学的管理法から人は管理されることから、管理されないティール組織へ\(゜ロ\)(/ロ゜)/
本当にすごい時代が来ました。進化型(ティール)組織は、テクノロジーの発達・個人の能力を最大限発揮すること出来る新しい組織体。
管理されない組織体なんてものは存在しない!と思っているのはオールドタイプの思考です(笑)
トップ(社長やCEO)は法律上あるから決めるだけであって、それは単なる役割なのだ。ティールへの組織変更をする企業は、過去の遺物をどれだけ捨てられるかですね・・・
37冊目「企業変革力」 ジョン・P・コッター
リーダーシップ論で有名なコッター先生。
企業変革は、間違ってやってはダメだ。本書の「変革の8段階のプロセス」にそって行お!(^^)!
38冊目「企業文化 生き残り指針」 エドガー・H・シャイン
こりゃまた偉大なるエドガー・シャイン先生( ;´Д`)
企業にはそれぞれ文化がある。新しい企業文化を構築することは注意しなければならないΣ(゚Д゚)
企業文化は、個人や集団の行動、考え方、価値観の拠り所である。(本書よりP257) |
もともと、そこにある企業文化の土台をベースに考えること。何でもかんでも放り込むと企業文化は崩壊しますねΣ(゚Д゚)
39冊目「巨象も踊る」 ルイス・V・ガースナー
IBM中興の祖、ガースナー。
巨大企業の改革を成し遂げ復活させたガースナーの手腕がすごいですΣ(゚Д゚)
40冊目「スターバックス再生物語」 ハワード・シュルツ
スターバックス成功物語は弊所の記事でも書きました。
スターバックスが成功の後に陥る成長から成熟期への以降そこには衰退の道が・・・・
ハワード・シュルツが再び経営に戻りスタバの復活が始まっていく、基本に帰るのは大事だ・・・
41冊目「成功はゴミ箱の中に」 レイ・クロック
世界的に有名なマクドナルドをフランチャイズ化し世界中に広めた立役者。
このビジネスはうまくいく!という選択眼は素晴らしい。
42冊目「幸之助論」 ジョン・P・コッター
言わずと知れた世界の松下幸之助の伝記を、あのコッター先生が書いたという世にも珍しい本らしい。
松下電器を創業した松下幸之助。経営の神として経営者の間でも大人気である。間違いなく偉大なリーダーの一人だ!(^^)!
あとがき
あなたの企業が存在する理由って何ですか?
答えられない企業経営者は間違いなく上記の本すべてを読み勉強しましょう(#^.^#)