世界のエリートが読んでいる50冊の必読書その1~経営は戦略だ!~
経営の勉強をするにあたってまずはどんな本から読めばいいのか。
間違いなく推薦する1冊の本があります。
それは「2019/4/24 世界のエリートが学んでいるMBA必読書50冊を1冊にまとめてみた (著)永井孝尚」です\(゜ロ\)(/ロ゜)/
経営を実践している方の知識を補完するという意味でも再勉強にはもってこいです!!!さぁ、読み解いていきましょう!
第1章「戦略」
会社を経営をどのような方向に動かしていくのか。そう、まずは戦略である。
企業経営は、戦略なくして語れない\(゜ロ\)(/ロ゜)/
1冊「新訂 競争の戦略」 M・E・ポーター
ポーター先生は、ファイブフォース(5つの力)が有名ですね。業界の競争状態を描くときに大いに役立ちます。
5つの登場人物「同業者」「売り手」「買い手」「新規参入者」「代替品」が競争相手になります。企業は同業だけが相手ではないんですね。新規参入者がテクノロジーの力で業界を席巻するというのもしばしばあります。エアービーアンドビーやウーバー、テスラの電気自動車なんぞ最たる例はありますね。
ポーター先生の3つの競争戦略を掲げいています。
では、その業界で他社に勝つには、どうすればいいのか?(本書よりP20) |
➀コストリーダーシップ戦略⇒低価格で市場をとる
➁差別化戦略⇒独自路線
③集中戦略⇒ニッチ
ライバルとの消耗戦を避けていかに価値残るか。自社を取り巻く環境を調べることはとても重要と分かる1冊です。
2冊目「競争戦略論Ⅰ」 M・E・ポーター
「日本企業は、『すべてのものを、すべての顧客へ』と考えて、お互いに模倣しあい競争して、改善するだけだ。日本企業には戦略がない。日本企業は戦略を学ぶべきだ。」(本書よりP22) |
上記の本は1999年の出版だそうです。
ポーター先生、さーせん(´;ω;`)ウゥゥ
現在の企業でもいまだに顧客とはだれかと問い続けることが多いのではないでしょうか。
まず、「何をやらないか」を決めよ(本書よりP22) |
3冊目「戦略サファリ第2版」 ヘンリー・ミンツバーグ
ミンツバーグ先生は現場での学びもとても大事にされているように思います。
ミンツバーグは、戦略にはあらかじめキッチリと考えた「計画された戦略と」と、試行錯誤による学びを蓄積することにより編み出した「創発戦略」がある、と言っている。(本書よりP29) |
完全な計画だけでは、計画倒れに終わることもあります。遊び(余力)もとても重要です。計画通りにすべてをやる必要はありません。計画を修正することも大事だ。
4冊目「競争優位の終焉」 リタ・マグレイス
5冊目「良い戦略、悪い戦略」 リチャード・P・ルメルト
戦略は仮説だ。すぐれた科学者は、知識をしっかり押さえた上で、その先にある未知の世界を解き明かすために仮説を立てて、その仮説が正しいかを実験する。(本書よりP43) |
戦略はあくまで仮説、それを実証するために行動をする。なるほど!\(゜ロ\)(/ロ゜)/
6冊目「ゲーム理論で勝つ経営」 A・ブランデンバーガー
7冊目「コア・コンピタンス経営」 ゲイリー・ハメル/C・K・プラハード
自社の強みは何か、改めて考える1冊です\(◎o◎)/!
8冊目「企業戦略論」 ジェイ・B・バーニー
9冊目「ダイナミック・ケイパビリティ戦略」 デビッド・J・ティース
10冊目「知識創造企業」 野中郁次郎/竹内弘高
これも重要な知識社会に組織でどのように勝つか( ;´Д`)
あとがき
企業戦略だけでも書かれた本はいく知れず。しかし、企業経営競争に勝つためには戦略は必須だ!
実践と知識の両輪を回すことがとても重要だと感じた第1章 戦略からでした。
次回へ続く~!\(゜ロ\)(/ロ゜)/