ビジョナリーカンパニー③ 衰退の五段階

企業が衰退していく理由は何なのか?

成功企業と衰退企業を調べた結果から学べること、今回の経営のヒントは「ビジョナリーカンパニー➂衰退の五段階 (著)ジム・コリンズ」を読み解いていきましょう~!\(◎o◎)/!

 

 

 

 

 

 

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衰退の五段階

衰退の五段階、本書では以下のように書かれています。

第一段階 成果から生まれる傲慢

第二段階 規律なき拡大

第三段階 リスクと問題の否認

第四段階 一発逆転策の追究

第五段階 屈服と凡庸な企業への転落か消滅

成功の転落はどこから始まるのでしょうか。会社の軋み(きしみ)は、傲慢から生まれる\(◎o◎)/!

成長や成功という名の規律なき拡大。

強大な企業がいかに衰退するかをあらわすには、「拡張しすぎ」の方が適切でる。(本書よりP49)

ぶくぶく太っていく姿を思い起こしてしまいましたww( ;´Д`)

第三段階にもなると経営時の取り巻きはイエスマンだけしかいないような気がします。

この段階には指導者は悪いデータを小さくみせ、良いデータを強調し、曖昧なデータは良く解釈する。(本書よりP49)

リスクと問題の否認(問題の後回し)が続くと会社の業績は悪くなっていきます。そこに一発逆転を狙う経営者が・・・

劇的な行動をとったとき、当初は業績が良くなったように見えるかもしれないが、長続きしない。(本書よりP50)

カリスマ経営者の登場、大胆だが実績のない戦略、組織の構造改革、ヒット狙いの新製品、M&A等の「一発逆転」の施策がどんどん会社に放り込まれていくことになります。

この段階で企業文化とか、ズタズタになっているでしょうね( ;´Д`)

そして衰退への最後の結末へ・・・企業が残ればまだ万々歳かもしれません・・・(´;ω;`)ウゥゥ

暗闇の中からの脱出方法

第五段階まできた企業。財務はボロボロ、働く人々の気持ちもボロボロ。

企業の再生という直面に身を張れるか、様々な問題にへこたれない経営者が必要です。企業の回復と成長へは緊迫感をもって挑戦する必要があります。

暗闇からの脱出の道は、このように腹立たしいほど頑固な人物、そもそも屈服することができない人物からはじまる。強烈な敗北を喫するのはやむをえない。~略~だが、長期にわたって苦闘する価値があるのは価値観と目標があるからであり、これを放棄してはならない。失敗とは外的な状態ではなく、心の状態である。成功とは、倒れても倒れても起き上がる動きを果てしなく続けることである。(本書よりP205 )

長く続く企業経営では様々な問題が起こりうることは当然です。

起こった事実にどう立ち向かうか、指導者のリーダーシップはとっても重要ですね(#^.^#)

あとがき

偉大な企業も衰退することはあります。

傲慢さ規律なき拡大を起こさずに企業経営を行うこと、会社がおかしくなるということは経営者がおかしくなっていることにつながります。

注意しなければいけませんね\(゜ロ\)(/ロ゜)/

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