世界を正しく見る方法
「世の中にある事実は何をもって正しいとするのか」
世の中にある出来事に対して噂、思い込み、報道、SNS、メディア等により伝わることは本当に正しいのか。今回の経営者・起業家・イノベーターの皆様におくる今回の経営のヒントは「ファクトフルネス (著)ハンス・ロスリング他」で、世界を正しく見る習慣を読み解きましょう\(◎o◎)/!
世界を正しく見る方法
さて、ここで問題です\(゜ロ\)(/ロ゜)/
質問1(本書よりP9)
現在、低所得国に暮らす女子の何割が、初等教育を修了するでしょう? A…20% B…40% C…60% |
質問3(本書よりP9)
世界の人口のうち、極度の貧困にある人の割合は、過去20年どう変わったでしょう? A…約2倍になった B…あまり変わっていない C…半分になった |
答え・・・質問1C 質問3C
だいたいほとんどの人は、質問1だとAとかBか思います。
また質問3の世界の貧困が半分にったことなど私も知りませんでしたΣ(・ω・ノ)ノ!
世の中のことを知る圧倒的な知識不足であるという事実、本書は事実に基づく世界の見かたを教えてくれます。
10の思い込み(本書、目次より参照)
1分断本能「世界は分断されている」という思い込み 2ネガティブ本能「世界はどんどん悪くなっている」という思い込み 3直線本能「世界の人口はひたすら増え続けている」という思い込み 4恐怖本能 危険でないことを、恐ろしいと考えてしまう思い込み 5過大視本能「目の前の数字がいちばん重要だ」という思い込み 6パターン本能「ひとつの例がすべて当てはまる」という思い込み 7宿命本能「すべてはあらかじめ決まっている」という思い込み 8単純化本能「世界はひとつの切り口で理解できる」という思い込み 9犯人捜し本能「誰かを責めれば物事は解決する」という思い込み 10焦り本能「いますぐ手を打たないと大変なことになる」という思い込み |
2のネガティブ本能など、コロナ禍の現在では致し方ないかもしれませんが、「世界はどんどん悪くなっている」とあまり深く考えないで感じる人が多いのでは、と本書から。
ファクトフルネスとは・・・ネガティブなニュースに気づくこと。(本書よりP94) |
良い出来事はニュースになりにくいということです。ネガティブな出来事はニュースになりやすい。
ネガティブなニュースが圧倒的に目や耳に入りやすいのだとΣ(・ω・ノ)ノ!
いかがですか?ファクトフルネスは、ある画一的な情報だけを鵜呑みにせずに思い込みのだけを外そうということです。
本書でも情報を疑う力や、自分の頭で考える力は必要ですとのこと\(゜ロ\)(/ロ゜)/
気が付けば思い込み
10の思い込みが、事実を見えにくくなっているという真実に気付けば、一方的に情報を受信するだけでなく、情報を自ら探しにいこう!というのもなかなか大変です。
本当に正しい事実は何なのか。映像だけの情報に感化されることなくしっかりとデータを見るということも重要です。
そして、「謙虚」に「知らないことは知らない」ということで情報を、取りに行くことが本当に大事なんですね。
情報は、タダでは落ちていません。本質的なものごとを捉えるためにも「思い込み」という思考の脱却は、日常からのトレーニングが必要ですね\(゜ロ\)(/ロ゜)/
あとがき
世の中は、よりよい方向へ向かっている、、、ハズ。。。という思い込みを解消するためにも、正しい情報をしっかりと取捨選択できる力(ファクトフルネス)を見につけましょう!(#^^#)