広がる資金調達の方法

経営者・起業家・イノベーターの皆様、事業を行うとき必要なものは資金です。

資金調達は、ビジネスをするうえでの最初の一歩です。

今回の経営のヒントは「経営者が知らない資金調達8つの方法 福田拓哉著」を読み解きたいと思います(#^^#)

銀行だけからの調達は古い???

事業をするうえでの資金調達方法は、真っ先に自分で貯めるか、銀行で借りるかを考えます。

銀行で借りることは、皆様も周知の事実だと思います。

その他の調達方法を知れば、経営の安心感はまします(/・ω・)/

お勧めの資金調達の方法はこの7つ(本書よりP21)

➀公的融資制度(日本政策金融公庫)

➁エンジェル投資家

➂ベンチャーキャピタル

➃補助金・助成金

➄ビジネスローン

➅クラウドファンディング

➆ファクタリング

資金調達7つ方法

➀公的融資制度(日本政策金融公庫)

日本政策金融公庫は皆さまもご存知と思います。都市銀行の審査ではねられても、通る可能性があります。

金利は2%台で、いろんなタイプの融資があります。例えば特許や商標を持っていれば評価され金利が下がる可能性があります。

➁エンジェル投資家

個人投資家から出資を受けます。投資家に対して株式の発行を行います。

エンジェル投資家には、元起業家も多く経営のアドバイスや主要な人脈を紹介してくれ可能性もあります。

➂ベンチャーキャピタル

資金提供のほか、ベンチャーキャピタルのネットワークで紹介や経営支援を行います。

ベンチャーキャピタルには株式を発行し、上場等を通じて株式の売却による利益がひとつのゴールです。

会社価値の最大化が目的です。

➃補助金・助成金

国や自治体が設定した補助金・助成金があります。目的に合致した補助金や助成金であれば条件をクリアすれば一種の資金調達にもなります。

➄ビジネスローン

無担保で保証人不要で融資実行が早い事業融資です。

無担保保証人不要な分、金利は高いです。(商品内容により担保・保証人・金利が違います)

グレーゾーン金利の問題も落ち着き昔よりは高い金利ではないので中小企業にとって資金繰りを考えるうえでは、知識として押さえていきたいところです。

➅クラウドファンディング

クラウドファンディングとは、CROWD(群衆、不特定多数)とFUNDING(資金調達)を組み合わせた造語です。クリエイターや起業家が製品、サービスの開発やアイデアの実現をするために、インターネットを通じて不特定多数の方から資金の出資等を募集することです

【以前に記事を書いておりますのでご参照下さい。】

クラウドファンディングはビジネスで使えるか?

➆ファクタリング

ファクタリングとは簡単に言うと、まだ入っていない売上を先に手に入れて資金化することができるサービスのことです。(本書よりP140)

その他の資金調達方法

フィンテック(Finance(金融)とTechnology(技術)を組み合わせた造語)により資金調達を行う方法があります。

事例として、クラウドファンディングや下記のソーシャルレンディングがあります。

ソーシャルレンディング

「ソーシャルレンディング」とは、融資を受けたい側と融資したい側を直接マッチングさせるサービスです。(本書よりP177)

ICO(Initial Coin offering)です。自らが仮想通貨を発行して資金調達を行う方法です。(゚Д゚;)ムズカシイ・・・

インターネットの発達により、資金調達は受ける側と出す側が探しやすくなった事実はあります。

あとがき

世の中の金あまりという現象もありますが、資金調達を行う上で、最終的にはビジネスが秀逸なのは重要ですが経営者、やはり人となりはじっくりと見られています。

スキルとモチベーションもとっても大事です(#^^#)

 

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