決算書とSDG’sから読み解くビジネス力
経営者・起業家の皆様、「決算書」と言われるものをどのように感じますか?
決算書は会社にとって1年間の活動の成果をあらわしたものです。経営者にとっての「成績表」ですΣ(・ω・ノ)ノ!
しかし、この決算書、数字だけ見ても何をやっているのか分からない!
そして最近、話題のSDG’Sのセミナーへ行く機会がありました(/・ω・)/
この2つを掛け合わせて何かできないか妄想をしました・・(一一")
ピコ太郎×外務省でなく、決算書×SDG’Sです・・・
決算書とSDG'Sはつながるか?
最近、巷で有名なSDG’S。いろいろな企業様で「うちSDG'sやってますよ~」と見たり聞いたりします。
持続可能な開発目標(SDGs)とは 持続可能な開発目標(SDGs)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます。(外務省HPより抜粋) |
17のゴールを設定するにあたり、企業の役割は大きいです。
一時期のブームにならないように継続的に企業の活動指針として、目標に使って欲しいものです。
先ほどの決算書の役割は利害関係者に数字を報告する書式として定められています。数字以外の情報は、なかなか分かりづらいのが本当のところです。
決算書とSDG’Sをどのように結びつかせるか。難しいΣ(゚Д゚)
決算書以外でのアピール情報として
さきほどから、なぜ決算書とSDG’Sを結びつけようと考えているのか。
大企業では、特に上場企業では、人と金がありますので決算書に出てこない数字「非財務情報」をまとめて報告書を作成し、株主や外部の者に対してアピールとして情報を出しています。企業のイメージ戦略にあわせてうまく利用しています。
そこで中小企業でも、SDG’Sの活動等を決算書以外の数字での報告書をまとめて記載することが出来ればイメージ戦略として利用できるかなと思いました。
SDG’Sの活動自体を実際にされている経営者・起業家の方もいれば、まだSDG’Sのことよく分からないという企業も、企業活動自体が内部だけの情報(会社内部にとっては常識)になる可能性が高いです。意識をして、SDG’Sの17のゴール、169のターゲットを詳しく見れば新しい発想が生まれる可能性があります。
企業内部にたまったリソース(社内情報)がSDG’Sと絡めれば、あとは言語化するだけで企業にとってのアピールポイントになります。
ただし、アピールをしたいがためのSDG’Sというからみでなく、企業活動自体を捉えてSDG’Sなかのゴールやターゲットに置き換えるられること、又は、企業活動自体を見直すことができること、本質的なアプローチができれば、継続的に続けることが可能です。
ESG投資で評価される?
最近ではSDG’Sに関連してESG投資が増加しています。
ESGとは、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の頭文字を取ったものです。
会社のSDG’S活動が評価され資金調達ができるかもしれません。
やはり、経営者・起業家、または企業の担当者がSDG’Sの理解を深めビジネスを見直すことがとても大事っすね(#^^#)
いろいろなやり方で世の中にある社会的課題にアプローチしたいものです。