事業計画に迷ったらP.Fドラッカーの5つの質問
今年もあと2か月もありません(汗)
忘年会やらクリスマスやら年賀状やらタスク管理に発狂する今日この頃。「年、越せるかな?( ;´Д`)」と弱気な反面、年末が近づくとテンションが徐々に上がってくる税理士あるある?な毎日です。
さて、年を明けたら平成30年になります。最後の平成かな?
事業をやっている身としては来年の事業計画をそろそろ作りこんでいく時期でもあります。
事業計画大事!大事!と説いておりますが事業計画は、自分のビジネスを見直すうえでも本当に気付きがあります。
中小企業の経営者の皆様も毎日忙しくお過ごしだと思いますが、下記のものを作成できれば次年度のビジネスの方向性がわかります。
①現状分析(SWOT分析等)
②自社の経営理念の確認
③売上計画(自社の商品とターゲット、マーケティング)
④事業計画
⑤資金繰計画
⑥行動計画
事業計画を作成するうえでの指針として、数年前に流行った「もしドラ」でも有名になった「P.F.ドラッカー」の5つの質問を投げかけて作るのも大変有意義だと思います。
P.F.ドラッカーの5つの質問
あらゆる組織、あらゆるリーダーに問われる究極の問いと言われる5つの質問。
1われわれのミッションは何か?
2われわれの顧客は誰か?
3顧客にとっての価値は何か?
4われわれにとっての成果は何か?
5われわれの計画は何か?
顧客にとって自社が存在する理由は何かを考える経営ツールです。
顧客に必要な価値が提供できない組織は、自ずと衰退していくという当たり前と言えば当たり前なのですが、なかなか考える時間がない、また考えたくない事実かもしれません。
なぜ5つの質問が必要なのか?
限りある経営資源(人、モノ、カネ、情報)をなんでもかんでも無計画に投下することは、だれがみても無謀です。
商品やサービス、組織が存在する理由を改めて考える必要があります。
そのためには、成果のある行動をしなければなりません。
行動を起こすための5つの質問になります。
ニーズを満たさなければ、自己満足の商品・サービスは世に出ることはありません。
ドラッカーについて思うこと
「経営者に贈る5つの質問」ダイヤモンド社出版を最近見て今回のブログのネタにしました。
数十年前からある5つの質問はSNSやIT技術がどんなに発達しても色あせないと感じました。
ドラッカーは95歳で亡くなる2005年の前、2002年まで大学院で教鞭をとっていたそうです。
すごい御人ですね。
いやー、ビジネスの「言語化する難しさ」を改めて学びました(゚∀゚)