投資利回りのうまい見せ方
税理士の岩﨑です。久しぶりのブログ(苦行)を書く決意をしました。
先日、某所でセミナーをやってまいりました。
その内容がズバリ「経営力向上計画と税務メリットについて」
また近日中に内容のほうはアップします。
資料作成時の打ち合わせをしているときに、おもしろいというか、「へ~」という表現方法を教わりました。
「へ~っ」て思う投資利回りの書き方
例えば、経営力向上計画の認定を受けて自家消費型太陽光発電装置を即時償却するようなときの利回りっていくらの書き方
即時償却2,300万円なので全額損金算入
税効果2300万×税率35%としたら805万の節税(税金のキャッシュアウトなくなります)
2,300万-805万=1,495万
ほんでもってこの設備を導入したら電気代のビフォーアフターが
ビフォー1,914万アフター1,537万差額377万円が削減額になります。
377万円÷1,495万円=25.2%→投資利回り
今時、20%を超える利回りの商品ありますか???すっげー(゚∀゚)
投資利回り
業者さんとかが、大型設備導入の提案にあたるときは投資利回りを見せるときがあります。
「この設備をいれるだけでこれだけ(お金)が得になりますよ!」
不動産業者さんもありますよね。
年間賃貸料収入÷物件投資金額=投資利回り
だいたい、こういうのを表面利回りっていうことらしいです。
「投資金額これだけで、年間収入これだけあって利回り〇〇%~!」
表面利回りでなく実質利回りをみましょう
表面利回りでなく、大事なのは、収入からかかった経費を差し引いた利益で利回りを計算することが大事です。
これが実質利回りです。
ちゃんと実質利回りや商品リスクを説明してくれる業者さんを選びましょう。
のちのち大きな問題になります。
投資から回収までのキャッシュフローの見落としはのちのち大きな問題になります。
事業計画と投資計画、資金繰計画が大事になってきます。
将来の予測をするために毎月の月次がほんと大事だと思う今日この頃です。
飲食店開業の方のための記事でこちらに投資利回りの大切さを書いてます!
補足
さきほどの太陽光の導入では、固定資産税や保険、修繕費を加味していないため、本来ならば費用を入れた場合の投資利回りは10%前後だそうです。
太陽光なので発電できなければ、電気代の削減もできないと思いますしね・・・
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自家消費型太陽光発電にご興味のある方は岩﨑税理士事務所までご連絡下さい!
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