前回まで学んできた識学の組織運営術。

組織運営の錯覚や誤解は社長や管理者の感情・感覚にありました。

今回の経営のヒントは「2017/1/14 伸びる会社は「これ」をやらない!  (著)安藤 広大」です。

そうです。あのマザーズ上場の「識学」の代表取締役の本です\(゜ロ\)(/ロ゜)/

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前回までの記事

2022/4/26 組織で生じる誤解や錯覚はなぜ起こる?

2022/5/3 組織運営は上下必達の軍隊方式である!

結果を評価する経営者や管理者は部下の仕事のやり方には口出ししない

経営者や管理者は部下の仕事に対するプロセスの管理はしない、結果にコミットするのだ。

結果を評価するということは、仕事のやり方には口出しをしないというのが鉄則。

部下は仕事のやり方を自分で考え結果にコミットするのだ。

プロセスを管理してしまうと、部下は考えもしないし失敗もしない(本書よりP133)

自分で考えて行動することが成長につながるのが当然のこと。

ただし結果だけに着目するのではなく、何が出来なかったのか報告させ次の行動に生きるように振り返り「次をどうするのか」がとても重要なことだと本書より。

社長が会議で説教をするのも禁じています。

説教を受けると、「ダメな自分で存在意義を認めてくれた」と勘違いする(本書よりP147)

そうなんだー、、、軽はずみな行動はNoです\(゜ロ\)(/ロ゜)/

説教されなくなったら、会議に緊張感がなくなるでしょうか。まったく逆です。結果という事実のみの会話になりますから、言い訳は許されません。(本書よりP150)

求めるものは結果です。会議も結果から、できなければ「次、どうするの?」を確認するだけ。

緊張感が半端ない・・・( ;∀;)

残業して頑張った仕事も評価しません(;゚Д゚)

時間を短縮できる組織は、生産性が高まります。そして、もう一つの重要な要素は、早ければ遅い組織と比較して圧倒的に多く修正ができるということです。(本書よりP158)

時間=価値なのだ( ;∀;)

仕事について従業員に対して熱く語るのもダメです。

残念ながら、感情で動いた人は感情で動かなくなります。(本書よりP163)

そうなんですか?感情はダメ???

マネジメントは起きている事実に対してのみ行わなければいけません。感情が入って事実の認識を誤ると、判断を間違えてしまいます。

感情は誰にでも常に発生するものです。しかし、事実認識に感情が入ると、誤解や錯覚を起こします。(本書よりP165)

これは、とても重要ですね。事実と感情は切り離すこと\(◎o◎)/!

従業員と社長の意識のずれを修正する

自分なりに会社に貢献しようと積極的に提案する従業員の方がいたとしても上司が求める評価が違えば評価ができません。

この意識上のギャップが、離職の大きな原因になります。(本書よりP172)

評価者が求めることとまったく違うことをして認められない、嘆く人が差異を感じるのか。それは自己評価の思考が高いからです。

自己評価の思考を強くもってしまうと、この当たり前の事実を誤解することになります。まったく価値のない自己評価と、他者からの評価にギャップがあるとき、人は不満をもってしまうのです。(本書よりP173) 

成長意欲の高い人と会社の求める評価のギャップに悩む社員は多そうですね(;゚Д゚)

初めて会社に入る新入社員も意識のギャップを修正することを徹底的にします。

まず初めに、新卒社員には、「評価する立場から、評価される立場に変わった」ということをしっかりと教えてあげなければいけません。(本書よりP187)

識学は改めて経営者・管理者と従業員の区別がしっかりとされていますね。

組織統制をするうえで上下関係が重要なことがしっかりと書いています\(゜ロ\)(/ロ゜)/

従業員とモチベーションについて本書はしっかりと書かれています。

・社員のモチベーションに気を配るのをやめる(本書よりP66)

・管理者に部下のモチベーションを上げさせるのをやめる(本書よりP125)

・社員にモチベーションを与えようとするのをやめる(本書よりP196)

社員の「やる気」に敏感な経営者や管理者たち。

モチベーションは従業員の心の中にある感情や感覚なので、ここに経営者や管理者の感情や時間を投下するということは非常に生産性が悪いのです。

そして社長に対しても認識のズレの修正を促します。

社内のありとあらゆるルールを適正に機能させるために、社長は社員との距離感をしっかりとキープしておかなければなりません。(本書より208)

社員と飲みに行ってはダメ~(´;ω;`)ウゥゥ

社長は、目標を達成しようと思うほど孤独な存在に(本書より219)

承認欲求の高い社長にはなさそうですねw

あとがき

伸びる会社は「これ」をやらない、いろいろありました。

識学を導入すると組織の色合いは「無機質」になるとのこと・・・

感情が通っていない組織はダメだ!と思う方はいらっしゃるかもしれませんが、本来の経営者の役割と従業員のかかわり方、そして会社がよりよい仕事を提供できる場でなくてはならい。そのための結果に対してのコミットの重要性が説かれているのも事実です。

本書を読んで経営者・管理者と従業員の関りがどうも違和感を感じるのならば改善の余地はありますね\(◎o◎)/!