会社や組織が複雑化し、真の問題が分からなくなっている現在では外部の専門コンサルティングを導入しても根本的解決にならない場合が多いかもしれません。真の問題を捉えるために今、必要なことは何なのか?

今回の経営のヒントは「2017/5/17 謙虚なコンサルティング――クライアントにとって「本当の支援」とは何か (著)エドガー・H・シャイン」を読み解きクライアント(企業であったり上司であったり部下であったり)を支援しましょう~\(゜ロ\)(/ロ゜)/

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謙虚なコンサルティング

企業が複雑化しているという事実は、成長過程での人員の肥大化、それに伴うルールの増加、組織共有ができていないこと、問題についてのリスク軽視と時間軸が長くなるにつれ組織文化も醸成していきます。組織が生き物としてより複雑へと進化していく。

いざ問題が起こったときに、そんな複雑化するう企業・組織への解決方法は何だろうか、ということで本書が着目されます。

本書の著書、エドガー・シャイン先生は「プロセス・コンサルテーション」という概念を唱えためちゃくちゃすごい博士です\(゜ロ\)(/ロ゜)/

クライアント自身が、納得感のある解を自ら探っていけるような支援することが最も大切であると説き、このプロセス・コンサルテーションという概念は、コンサルタントにとって新しい常識となった。(本書よりP8) 

「2012/11/2 プロセス・コンサルテーション―援助関係を築くこと (著)E.H. シャイン」

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「2009/8/8 人を助けるとはどういうことか――本当の「協力関係」をつくる7つの原則 (著)エドガー・H・シャイン」

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「2014/11/26 問いかける技術――確かな人間関係と優れた組織をつくる (著)エドガー・H・シャイン」

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とまぁ、数多くの書物も多く出ていて全てが単にコンサルティングに使うための技術ではなく、家庭や友達、社会関係においても使える名著ばかりです。

本書の謙虚なコンサルティングの特徴「本当の支援を速やかに行う方法)

コンサルタント(自分)の手助けによって、クライアント(相手)が、

(1)問題の複雑さと厄介さを理解し、

(2)その場しのぎの対応や反射的な行動をやめて、

(3)本当の現実に対処すること

が本当の支援なのである。(本書よりP9)

いかにして本質的な問題、中核問題に対処できるのか、ここが大きな問題です。枝葉の小さな問題の解決よりも大きな問題をどのように見出すかですね。

本書では「技術的な課題」よりも「適応を要する課題」と表現されています。

自分が手助けすることによって、相手が「気づく」ことに集中する~略~コンサルタントや支援者の「問いかけ」や「聴く姿勢」によって、クライアントは自分自身にとって本当に気がかりなことや、これまで目を背けていた大切なことに気づくーーこの一点に集中することが「本当の支援」だとシャイン先生は考える。(本書より10)

本書の序盤の文章は監訳の金井壽宏先生の言葉だ。分かりやすくて仕方がないです(*´ω`*)

本当の支援とは何か?

本書では、すっごい能力の経営コンサルタントが鮮やかに問題を解決するというものではありません。

むしろ支援者は、相手に寄り添い、相手が持っている真の問題へと気づきを与えるために人間関係の構築、信頼関係を重要視します。

コーチングでいう、「答えはあなた中にある」というように、相手の深さまで入りともに導き出すような感じです。

クライアントの様々な状況に応じてアダムティブ・ムーヴ(適応性のある行為、英訳)を行う必要があります。

謙虚なコンサルティングでは、これまでとは違う謙虚な姿勢と、支援したいという積極的な気持ちと、好奇心が必要である。(本書よりP46)

このクライアントと支援者の関係は、本当に人として必要な能力であると思います。より良い人間関係のために\(゜ロ\)(/ロ゜)/

あとがき

人が問題と思っていることが明確にわかると行動しやすい。しかしその問題が問題ではなければ施しようがない。

真の問題とは、何か。謙虚なコンサルティングを通じて解決する方法がクライアントと支援者の関係をさらに深いものとします。

やはり問題解決はその当人が意識して行わなければ解決しないと改めて感じます”(-“”-)”