財務会計は誰もが見かけるB/SやP/Lといった財務諸表を作成し、そして管理会計は、会社に役立つ内部の情報を作成します。

会社によって管理会計の数値や指標は様々ですが、主たるものが「原価計算」と呼ばれる方法により数字が算出されます。(製造業に多いと思います)

その原価計算の方法に限界が・・・( ;´Д`)

本当に原価(コスト)は合っているのか???

経営者・起業家・イノベーターの皆さまにおくる今回の経営のTOC(制約理論)に「2005/5/26 TOCスループット会計 (著)トーマス・コーベット 」を読み解きましょう~!\(◎o◎)/!

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スループットを最大化せよ!

原価計算の前提は材料、設備の減価償却費、人件費等を製品に配賦させ個別製造原価を計算するイメージです。

製品1個当たりの原価を計算するにあたり優れた管理会計の情報でもあります。

スループット会計は、前回記事の紹介の2020/11/27「ザ・ゴールからTOCを学ぼう!」にて全体最適を考えるTOCによる理論に基づいたものです。

 

 

 

 

 

 

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スループット・・・販売を通じてお金を作り出す割合(入ってくるお金)

在庫・・・販売しようとするものを購入するために投資したすべてのお金(中に留まるお金)

業務費用・・・在庫をスループットに換えるために費やすお金(出ていくお金)

(ザ・ゴール コミック版よりP48、49)

この3つの指標で工場のすべて測れるという・・・会計の勉強をしてきた人には衝撃的!!!\(゜ロ\)(/ロ゜)/(私も)

スループット会計も販売によって増加する利益の拡大を意識しています。(スループットワールド)

生産力に基づき、そこから原価計算により製造原価の管理をして利益の獲得を目指します。(コストワールド)

真のコストを理解し、コストに縛られるな!

スループットワールドとコストワールド、この違いの理解が味噌のようです\(◎o◎)/!

コストワールドの業績評価尺度は、職場での多くの問題や衝突を生じさせ、一生懸命働くことで業績悪化を招いてしまうのである。(本書よりP172)

原価計算により製品の原価が適正に計算される(と思い込む)ので赤字の仕事はとらないことも多々あります。赤字の仕事は、とらないほうがいいというのは原価が売値よりも勝っているということ。コストワールドでは、様々な軋轢を生むという・・・( ;´Д`)

「TOCの実務者はコストを削減するよりもスループットを増やし、投資(在庫)を減らすことに力を入れようとする。なぜかと言えば、本当に効果がある費用削減をすると、従業員のレイオフを行うことになり、避けられない深刻なジレンマに陥るからである。(本書よりP172)

企業の財務状況が悪くなると事業の再構築が始まります。中でも人員の削減は、最大の問題ですね”(-“”-)”

TOCの管理者は、工程の改善がキャパシティやリソースの余剰を引き起こしたときは、新しいビジネスを探すことを積極的に行う。原価削減よりも仕事を増やす選択は、単なる希望的考えではない。製品群の幅を広げ、生産数量を増やすことは、次の2つの面から望ましいことである。

・生産を改善し、それによって現存のリソースで、より幅の広い、より多くの生産をこなすことができる。

・TOC会計は、従来の費用配賦よりも製品原価が安いので、管理者はより柔軟性のある価格設定ができる。(本書よりP172)

スループットワールドがいかに前向きか分かりますね(#^.^#)

原価(コスト)に縛られるコストワールドでは、人のやる気や和が乱れますね(´;ω;`)ウゥゥ

TOC(制約理論)は、製造工程のボトルネックを最大限に生かすということに重きを置きます。ボトルネックが販売量でもあるからです。

スループットを増加させること、ボトルネックを最大限に活用しリソースを最大限に生かすスループットワールドは、経営という全体最適を皆で目指すという思考がとても素敵です(#^.^#)会計じゃないかも・・・

あとがき

原価計算とスループット会計の実際の数値での内容は本書に置き換えて勉強致しましょう。(難しくて・・・)

それよりも費用の概念が変わることに意識をもつことが重要ですね。

コスト削減という「錦の御旗」が企業の力を削ぐことにならないように気を付けないといけませんね\(◎o◎)/!