テクノロジーの発展は、VUCA(ブーカ)の時代にどのように寄与するのか。Volatility(変動性・不安定さ)、Uncertainty(不確実性・不確定さ) 、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性・不明確さ)と何やらずーんと重たい世界(>_<)

いまだに残る世界・地域での社会課題を解決するために経営者・起業家・イノベーターの皆様と考える今回の経営のヒントは「ディープテック 世界の未来を切り拓く「眠れる技術」 丸幸弘+尾原和啓著」を読み解きましょう(#^^#)

前回までの記事

2019.11/8 最新の社会課題解決事情「ディープテックとは?」

 

 

 

 

 

 

ディープテックとSDG’sの影響

新しい技術をもつスタートアップがEXIT(出口戦略)のために、事業化のため斬新なアイデアが方向転換されることがあるとのこと。VCや投資家にとっての資金回収は早めにしたいところだが・・・Σ(・ω・ノ)ノ!

本書では、ここでスタートアップの定義をしておきたい。賛否両論あるだろうが、スタートアップは本来、当事者が解決したい課題を持ち、それを解決することが社会への貢献になることを信じるところに根ざすものだと考える。ニーズを追い求め、持続的なビジネス西、それを急成長させていく人を指すものではないだろうか。(本書よりP69)

シリコンバレーでは、スタートアップへのVCや投資家の投資は大きい。日本でもベンチャー企業への投資も最近は盛んです。

投資の回収の出口を求めるときに事業化による利益の計上は上場するにあたって必ず試金石です。本来、解決すべき社会課題に時間をかけられずにそのままEXITへいくと社会的インパクトは小さいかもしれません(゚Д゚;)

ディープテックの追い風にSDG’sも影響を与えています!(#^^#)

※SDG’sについては2019.7/30「決算書とSDG’sから読み解くビジネス力」の記事も参照下さい。

2015年、国連総会で、各国の持続可能性な開発目標である「SDG’s」が採択されたことによって、社会課題の解決は国際社会の共通認識となった。(本書よりP79)

ディープテックとイノベーション

「マンガ経営戦略全史確立編 三谷宏治著」からイノベーションについてです。

「経営戦略の歴史を学ぶ➆」参照

 

 

 

 

 

 

イノベーション理論の始祖は、ヨゼフ・シュンペーター(1883~1950)です。1912年「経済発展の理論」の中でイノベーションについて4つを主張しています。

➀イノベーションの非連続性
イノベーションは「担当者の変更」を伴う。都市間交通手段が馬車から鉄道に替わったとき馬車事業者は1社も鉄道事業になれなかった。

 

➁イノベーションの類型化
イノベーションには5つのタイプがある。
1.新しい品質レベルの財貨の生産
2.新しい生産方法
3.新しい販路・市場の開拓
4.原料・半製品の新しい供給源の獲得
5.新しい組織(協定による独占など)の実現

➂金融機能の重要性
イノベーションのためには大きな投資が必要

➃起業家の役割
イノベーションを担うのは一般的な経営者でなく企業家(起業家を含むアントレプレナー)である(マンガ経営戦略全史確立編 三谷宏治著よりP196,197)

ディープテックはまさにイノベーションの非連続性\(◎o◎)/!

④の起業家の役割、社会課題に問題意識をもった人たちが「社会起業家」になっていくと思います(#^^#)

ディープイシュー(課題)に出会う5つの方法

➀自分たちの常識を捨てる

➁目の前の売上や利益の概念を捨てる

➂長期視点と短期(1年先)の具体的イメージを持つ

➃「初めて」を連続してやる

➄➀から➃までを持った上で、現場の若いベンチャーと話す。(本書よりP178)

社会課題は目の前に見えている以外に捉える力が必要ですねΣ(・ω・ノ)ノ!

そして、やっぱり現場でこつこつやることも重要ですね・・・

知識経営の生みの親である野中郁次郎先生が、こんなことを言っている。「みんなすぐに計画を立てて、計画通りやろうとするからダメなんだ。偶然を見つけにいく、偶然を楽しむという心が長期的にないのだったらムダだ」と。(本書よりP167)

真面目に捉えがちな社会課題、野中郁次郎先生からのありがたいお言葉ですね(#^^#)

サステナブルグロース(持続的な成長)を目指して社会貢献しながらビジネスモデルを学ばないといけません!

あとがき

イノベーション・SDG’s・ディープテック・資本主義制度、、、世界は複雑な方向へ向かっているのか???と思いつつですが、意外とその時代その時代にいた人々は未来をそう捉えていたような気がしますΣ(・ω・ノ)ノ!

青い地球の小さな人間が環境や社会に皆で取り組めること、そして持続的に続けることこそが大事大事。端的な思考としては、以下に「楽しく・知的に・マネタイズ・そして社会の役に立つ」か知識創造をしたいです(#^^#)

京都市は先進的にソーシャルイノベ―ションに取り組んでいますね。京都ソーシャルイノベーション研究所での、ソーシャルな活動や地域での取り組みとても気になります\(◎o◎)/!