前回から引き続き、経営者・起業家・イノベーターの皆様におくる今回の経営のヒントは「マンガ経営戦略全史確立編 三谷宏治著」です!(#^^#)

かの優秀な先人たちが悩み・苦しみ・研究し編み出した、経営戦略。

それでは、経営戦略の歴史を読み解いていきましょう~!(#^^#)

【前回までの記事】

第1回「経営戦略の歴史を学ぶ➀」

第2回「経営戦略の歴史を学ぶ➁」

 

 

 

 

 

 

近代マネジメントの創世を知る

イゴール・アンゾフ(1918~2002)

実業界で活躍したアンゾフはその後、1963年45歳で学術界へ転向します。1960年代、欧米経済は大いに発展し、規制緩和によりM&Aの経験、欧州共同市場(EEC)の創設によりヨーロッパに一大市場ができ、企業の海外売上比率は上がりました。

複雑な経済状況の中でアンゾフは「企業戦略論」を発表しましたΣ(・ω・ノ)ノ!

(1)3Sモデル

企業における意思決定を➀戦略(Strategy)、②組織(Structure)、➂システム(Systemus)に分けた。

(2)ギャップ分析

 

 

 

 

 

 

さらに大切なのがトップマネジメントの責務である戦略的意思決定です。経営戦略は「現在と未来をつなぐ方針」(本書よりP70)

(3)企業戦略

➀各事業の方針を決める「事業戦略」

➁それら全体を管理・統合する「企業戦略」(本書よりP71)

企業戦略を考えるためのツールとしてアンゾフ・マトリクスを開発しましたΣ(・ω・ノ)ノ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アンゾフは戦略の基本原則であった「既存事業とのシナジー」で4つに分けました。

➀市場浸透戦略:既存の市場(顧客)を相手に、既存の製品で戦う

➁市場開拓戦略:既存の製品を、新しい市場(顧客)に売り込む

➂製品開発戦略:既存の市場(顧客)に、新しい製品を開発し売る

➃多角化戦略:新しい市場(顧客)に、新しい製品を開発し投入する(本書よりP73)

(4)競争力の源泉

➀製品・市場分野(ドメイン)と自社開発能力の明確化
 企業がどの事業や製品に力を入れているのかを正しく理解する➁競争優位の特性理解
 競争を優位に進めるには競争環境がどのような性質を持つのかを理解するシナジーの追求
 多角化の際、既存事業と「結びつけると効果・効率が上がる」相乗効果が必要➃成長のベクトル
 既存ビジネスとのシナジーからリスクを判断し、成長(多角化など)の方向づけを考える(本書よりP72)

これ以降に登場するほとんどの戦略コンセプトは、アンゾフによって原型が生み出されたものと言っても過言ではありませんと本書にも記載あるとおりアンゾフはまさに「経営戦略の父」なのです!Σ(・ω・ノ)ノ!

アルフレッド・チャンドラー(1918~2007)

チャンドラーは1962年「ストラテジー&ストラクチャー(戦略と組織)」を出版しました。

日本語版は「組織は戦略に従う」です!(^^)!

企業が本業以外のものに手を出す(多角化)と管理するのができなくなるため、事業部制が生まれたということが分かりました。

【組織が戦略を変えた具体的な事例】

事例➀余剰人員のための多角化

1920年代にデュポンでは余剰人員活用のために多角化に乗り出し事業部制をしくことになりました。

事例➁事業部制が事業拡大・海外展開戦略を促す

デュポンでは本業以外の事業部がヒット商品を創り出し事業拡大に大きく貢献した。その後の1960年代のM&Aブームや無関連多角化へと進みます。

事例➂管理しきれずリストラクチャリング戦略

多角化が進み本社と事業部門上層部のコミュニケーションがとれなくなり管理の複雑さのため等、事業の絞り込み始まりました。これがリストラクチャリング戦略です。

チャンドラーが見出したのは「戦略と組織」の対立ではなく、「事業戦略と組織戦略」の相互作用でした。そして、「経営者にとって事業戦略(や事業ポートフォリオ戦略)は変えやすく、組織戦略は変えにくい(実行が難しい)ので、事業戦略に沿って組織戦略を立案・実行していくのが無難」ということでした。(本書よりP86)
~略~そして「組織は戦略に従う」というキャッチフレーズができたのです。でもチャンドラー本人は複雑でした。「本当に伝えたかたことは、組織と戦略は相互に関わるということ」でした。(本書よりP86)

戦略や事業の変更はやりやすい、組織の変更はやりにくい。組織戦略はいまだにどの企業でも問題を抱えていますもんね(一一”)

マーヴィン・バウアー(1903~2003)

今ではちょー大手のコンサルティングファームのマッキンゼーを再興したのがマーヴィン・バウアーです!(^^)!

バウアーは、「経営コンサルタントは、医者や弁護士のようなプロフェッショナルだ」と定義し組織コンサルティングに力を入れました。

ケネス・アンドルーズ(1916~2005)

アンドールズは、ハーバードビジネススクールで、バーナード・ドラッカー・アンゾフ・チャンドラー・バウアーたちが打ち立てたコンセプトを整理し「ビジネスポリシー」というの人気講座を教えていました。

ビジネスポリシーとは、「事業方針」のことです。経営者が経営戦略を策定するうえでの戦略プランニング手法を広めました。

それが有名なSWOT分析(元をつくったのはスタンフォード大学のアルバート・ハンフリー)です(>_<)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

SWOT分析は現在でも、よく使われる経営戦略の分析ツールです。現状を知るうでは、とても分かりやすいです!(^^)!

アンドルーズは、「企業戦略はアート」だということでハーバードの学生は魅了されていくのでした。

フィリップ・コトラー(1931~)

ドラッカー
「事業とは顧客の創造である」
「マーケティングの目的は販売を不要にすることである」
「企業のあらゆる機能の中でマーケティングは唯一アウトソーシングできない中核機能である。そういう意味でマーケティングとは事業そのものであると言っても過言ではない!のだ」 (本書よりP106)

マーケティング界の帝王・コトラーが書いた本「マーケティング・マネジメント」

 

 

 

 

 

いまだに世界中の学習者・実務者の聖典だそうです。すっげ!(#^^#)

マーケティング理論が体系化されたことで世界中に広がります。

戦略的マーケティングプロセス

➀調査

➁セグメンテーション・ターゲティング・ポジショニング

➂マーケティング・ミックス

➃実施

➄管理(本書よりP108)

4P(製品・Product)(価格・Price)(流通・Place)(プロモーション・Promotioin)をもとにマーケティング戦略を考えます。

プロダクト・ライフサイクル(PLC)により、商品・サービスの導入期・成長期・成熟期・衰退期をまとめ、栄枯盛衰のステージに合わせマーケティング戦略を考えるツールです。

競争的マーケティング戦略では市場におけるマーケットポジション(リーダー、チャレンジャー、フォロワー、ニッチャー)によって戦略は変わります\(◎o◎)/!

売るための仕組みであるマーケティングも戦略に組み込まなければなりませんねΣ(゚Д゚)

あとがき

戦略は、世界の経済の状況によりとても変わっていきます。

戦略も近代をすぎ現在の原型となるべきものや、現代でも使われているものがたくさん出てきました。

そして次回は、ポジショニング派の大活躍で続く~!!(^^)!