「イノベーション」流行の横文字かと思いきや、経営者・起業家・イノベーターの皆様には、よく見たり聞いたりする言葉だと思います。

2019年10月3、4日の日本経済新聞に掲載された「イノベーションと日本企業」という記事を題材に経営のヒントを読み解きたいと思います(#^^#)

イノベーションを起こせない日本企業?

1980年代の日本の経済は本当に強かったと思います。

「ジャパン・アズ・ナンバーワン」という本も出ました。世界の経済大国にのし上がった日本、まさに黄金時代。

あれよあれよでバブル崩壊、失われた20年・・・

日本の企業はイノベーションの低下が言われています。

ここ数年は米国企業のGAFAや、中国企業の台頭により日本の企業のランクはかなり落ちていると聞きます。

10/3付の記事「囲い込みをやめ他社と連携を 青島矢一 一橋大学教授」は、なぜ日本企業のイノベーション低下の理由が書かれています。

一方、バブル経済の崩壊やリーマンショックを経験した最近の企業には、資本効率や説明責任が強く求められ、経営者は合理的で民主的で透明な資源配分を余儀なくされている。(日本経済新聞10/3記事より)

イノベーションには不確実性が伴うため、合理的に計算できるものではありません。どの研究に資源配分するかにより、イノベーションが生まれるもとができるかもしれません。しかし、株主・投資家が求めるものが短期的利益の追求と株主価値の増加だとしたらどうも、このあたりから「不合理なこと」は、無駄という烙印をおされイノベーションの種はつまれていったように思います。

企業が厳しい経営環境のなかかで、偶然発見されるイノベーションのマネタイズまでに時間もお金もかけれない状況がわかります(一一”)

発明協会が紹介している戦後日本のイノベーション100選はこちら

過去の偉大なイノベーターたちは、偉大な発明を残しています!(^^)!

だからこそ、過去のイノベーターたちは夢を熱く語り、社会や技術の大きな流れの中に自らの構想を位置づけ、企業理念や企業価値との整合性を訴えて人々を動かし、革新への資源動員を実現してきた。最近は、持続可能な開発目標(SDGs)投資のように収益性以外の目的を求められる追い風も吹いている。(日本経済新聞10/3記事より)

改めて、日本の企業の底力が分かります。やはり「技術力」なんですねΣ(・ω・ノ)ノ!

エコシステムの構築へ

イノベーションが起きるなかで、「改善」レベルでは既存の商品やサービスでの延長線上にしかありません。

既存の商品やサービスをぶち壊す「破壊的イノベーション」がとても重要です。

10/4付の記事「「破壊的」人材生かせ橋本正洋 東京工業大学教授」では、「尖った人材」の活用がポイントだということです。

データの扱いを含め複雑化する知的財産戦略、デジタル・ネットワーク社会でのグローバル企業の経営戦略と国家政策との衝突など、新たな課題が顕在化している。これらを分析、解決していくには、最新の技術を理解したうえでエコシステムとしての完成度を総合的に測る視点が不可欠だ。(日本経済新聞10/4記事より)
イノベーションの父、ヨーゼフ・シュンペーターはイノベーションを「非連続な新結合」と定義する。(日本経済新聞10/4記事より)
~略~イノベーションを担う尖(とが)った人材を活用できるかだ。(日本経済新聞10/4記事より)

なるほど、組織の中ではみだしている尖った人材をイノベーターとしてアテンドできるか、また、組織内に留めておくことができるか「破壊的イノベーション」を起こす人材が必要ですΣ(・ω・ノ)ノ!

イノベーションを起こすことにより、社会全体のエコシステムの構築、社会全体への循環経済まで見据えたらおもしろいと思います(#^^#)

あとがき

イノベーションは、社会全体にインパクトを与えるもの世界を変える力があります。

※参考 2019年6月25日ブログ「イノベーターの思考」

イノベーションの連鎖は、世界を住みやすくかえると思いますので経営者の皆様もぜひ「イノベーション」を意識した経営に取り組みましょう!(#^^#)