最近はブラック企業やホワイト企業といった言葉が世の中にずいぶん浸透してきたように思います。

企業経営は、経営者がどのような想いで経営をするかにより企業の色がでます。

経営者・起業家・イノベーターの皆様にお伝えする今回の経営のヒントは「いい会社をつくりましょう 塚越寛著」です。

 

 

 

 

 

 

日本でいちばん大切にしたい会社

「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞を受賞した伊那食品工業株式会社

本書では経営危機に陥った伊那食品工業に塚越寛・現最高顧問が立て直しを命じられて同社への移動から始まります。(最初の就職が木材会社で、伊那食品工業が同社の関連会社であった。)

伊那食品工業は初期のころ貧しい会社でありましたが、創業以来48年間連続増員増益(本書帯より)を重ねた素晴らしい会社となりました(#^^#)

まさに伊那食品工業と塚越最高顧問の経営哲学書が本書ということになります。

経営の手法や戦術は時代状況に応じて柔軟に変わる必要がありますが、経営の哲学は、いつの時代も変わるものではありません。(本書よりP12)
経営理念「いい会社をつくりましょう。~たくましく そして やさしく~」(本書よりP13)

このシンプルな理念に伊那食品工業と塚越最高顧問の心に感動した経営者の方も多いと思います!(^^)!

経営とは何かを考える

「会社は経営者のために存在するのではなく、一緒に苦労してくれた仲間たち全員のものだ。会社は社員の苦労に報いるために、発展し、利益を生まなければならない。会社の発展を通して、社員がみな、幸せになり、社員の幸せを通して社会に貢献するべきだ」という私の考え方ができあがってきました。(本書よりP32)

会社は公器。「私の会社」か「私たちの会社」で見る視点の高さ広さ景色の違うとこが改めて伝わる一文です(#^^#)

会社経営はロマンではない(本書よりP76)
経営は、大きな土地や大勢の人の人生を拘束します。資源を使い、環境に影響をもたらします。社会的に大きな責任を伴うものです。(本書よりP76)

塚越最高顧問の経営者として、経営がどれだけのものに影響を与えているか考える一助になりますΣ(・ω・ノ)ノ!

会社の成長・何を求めるのか

経営を自然の姿にたとえ、自然から学ぶ「自然体経営」のなかで、木の年輪に学ぶこの考え方を、当社では「年輪経営」と呼んでいます。

経営者が無理をして、意識的に誇大な宣伝をしたり、販路を一気に拡げたりすると、一時的に商品が売れることがあります。しかしそれは、外部に依存した数字上の拡大であって、会社の本当の成長とはいえません。一時的に数字にとらわれて売上増だけを狙うと、会社のほかの要素が売上に追いつけず、内部に空洞が生じます。(本書よりP108)

急激な成長は、いたるとろこで問題が生じます。あのトヨタも伊那食品工業の「年輪経営」を評価しています(#^^#)

あとがき

伊那食品工業は、地域にとっても重要な会社であるということが分かりました。

世の中に必要とされる会社、選ばれる会社の淘汰は既に始まっています。

経営者の意識ひとつで会社が変わる、「いい会社」と呼ばれる意味がとっても勉強になりました(#^^#)