世界の経済システムは資本主義が主流です。資本主義は人類が発明したとっても素晴らしいシステムです!お金を集め事業を行い経済を活発にし、人の生活をよりよくしています。
しかし、資本主義による行き過ぎた営利追求・儲け主義の結果、最近ではリーマン・ショックといった未曾有の経済パニックや貧富の格差が生じています(゚Д゚;)

経営者・起業家・イノベーターの皆様にお届けする今日の経営のヒントは「持続可能な資本主義 新井和宏著」です。

 

 

 

 

 

 

人生の価値観が変わる時

リーマン・ショックにより、会社が倒産、事業が大赤字を出したり等で実体経済に大きなダメージを与えました。その影響下で仕事を失った人もたくさんいました。

本書の著書、新井和宏氏もリーマン・ショック後の「利益の追求だけを目的とした効率至上主義の限界」がいまだに解決されていないと。<新井氏は、もともと外資系の運用会社で数百億円を動かしていたが、体調を崩し会社を去ることになりました。そして、新井氏は新しい運用会社を仲間とともに立ち上げました。「いい会社」へ投資をする「鎌倉投信」です。

「いい会社」とは、「これからの社会に必要とされる会社」、「経済性と社会性を両立している会社)を指します。利益さえ出ればいいと割り切るのではなく、社員、取引先、地域ひいては社会全体にどう貢献できるかをいつも考えている。そんな「いい会社」に、短期ではなく長期で投資しようというのが、鎌倉投信の運用の基本方針です。(本書よりP6)
「金融に顏の見える関係を取り戻そう」(本書よりP6)
「短期・分断」の金融から「長期・信頼」の金融へ。(本書よりP6)

いい会社の「見えざる資産」

「いい会社」は通常の会社とちがう特色があります。「いい会社」には「見えざる資産」があります。

見える資産 見えざる資産
現金 社風
預金 企業文化
不動産 社員力
工場 社員のモチベーション
特許 経営者の資質
社内外に築かれた信頼
理念に対する共感

(本書よりP9抜粋)

見えざる資産が増加することによって社会に必要な会社になります。

「いい会社」は、社員、顧客、取引先、地域社会などあらゆる関係者から共感を集め、数値化できない「見えざる資産」を蓄えていきます。企業の理念に共感しているから、社員が辞めない。顧客が企業のファンになっているから、値下げ競争に巻き込まれない。「見えざる資産」は、そうして長期的には数値可能な「見える資産」を生み出します。(本書よりP8、9)

利益率は低くても、社会に必要な企業は存在するので鎌倉投信の投資対象だそうです。すばらしい(#^^#)

あのトヨタも「無理な拡大をしない」という宣言を・・・(/・ω・)/

この本の帯も「誰かの犠牲で成り立つ経済を、終わらせよう。」です。資本主義も新しいステージへいこうとしています。

社員と社会を犠牲にしてまで利益を追求することが正解となるシステムに対して声を上げなければ、いずれは人々の生活が壊れてしまう。(本書よりP16)

あとがき

約2年前ぐらいに「いい会社」を知りました。その後に、いい会社に投資する鎌倉投信を知りこんな投資会社があるんだということに衝撃を覚えたことがあります。

効率的に稼ぐ資本主義から、いま本当に必要とされている社会システムへの移行が本当に求められている時代だとひしひし感じます。

では、次回へ続きます~(/・ω・)/