物質主義から心や精神的な豊かさにシフトチェンジしている時代と言われる昨今、単に儲けるだけの資本主義ではなく新しい資本主義の在り方や考え方が出てきています。

経営者・起業家の皆様は、鎌倉市にある面白法人カヤックさんをご存知でしょうか?

カヤックさん、実は東証マザーズに上場されている企業です。

その代表取締役CEOの柳澤大輔氏が書かれた本「鎌倉資本主義 柳澤大輔著」が新しい資本主義を考えるうえでの経営のヒントになるかもしれません(#^^#)

 

 

 

 

 

資本主義の限界、鎌倉資本主義の流れ

資本主義は経済システムでは優れていると思います。今日、資本主義を取り入れている国は全てとは言いませんがアメリカや日本、ヨーロッパ各国等は経済発展しています。(不況や雇用率は無視して)

社会主義の国でも、資本主義のシステムをうまく取り入れ経済発展しています(中国とかベトナムとか)

経済発展に伴い大きな課題が生じています。

・地球環境汚染

・富の格差の拡大

右肩上がりの経済が本当に豊かなのか?ということに本書、柳澤氏の考えが書かれています。

そして、たどり着いた1つが「鎌倉資本主義」ということです。

議論を通して「地域資本」という考え方がでてきたそうです。

・何をするかーーー地域経済資本(財源や生産性)

・誰とするかーーー地域社会資本(人のつながり)

・どこでするかーー地域環境資本(自然や文化)

(本書P51より)

この3つをたいせつにすること、つまり、この3つの資本を増やすことが、結果として、社会をより楽しくし、持続的な成長につながるのではないだろうか。(本書P52より)

大都市でなく、鎌倉という街で地域に根差した活動や生活をするといったことが大事なポイントですΣ(・ω・ノ)ノ!

具体的な地域での活動

毎月1回「カマコン」と呼ばれる定例会を100人規模でやるそうです。

地域の活動をすると利害関係で対立することもあるようですが、そこは「仲良し」になれば解決できると柳澤氏。

その会議で、いろいろなプロジェクトが生まれています。

例えば「まちの社員食堂」や「まちの保育園」といった鎌倉市で働く人達に優先的に利用できる施設を運営しているとのこと!

また一度なくなりかけた鎌倉市の花火大会をクラウドファンディングで1,000万円あつめたこと等、カマコンから生まれるプロジェクトが本当にすごいものばかりです(゚Д゚;)

※ちなみにカマコンの由来はもともと鎌倉市にIT企業が集まってきたのである新聞社がシリコンバレーならぬカマコンバレーと名付けたそうです(笑)

ジブンゴトとしてまちをつくる

この本で書かれている「ジブンゴト(自分事)」にするということが以下に重要であることがわかります。

問題が起きたときに、自分は関係ないと他人のせいにするか、自分も関わっているのだからという意識を持てるかで、対応の仕方は大きく変わります。自分も関わっているのだから、という人は問題解決のために本気になり、創造的になれる。(本書P65より)

行政(鎌倉市)、民間企業(商工会議所やカヤック等)、市民団体(NPO等)が三位一体となり連携して行うことで地域も盛り上がっていきます(#^^#)

右脳思考(左脳は論理です)でアプローチし楽しみながら、その結果、問題解決につながるしそのほうが面白い。

柳澤CEO、自社だけでなく鎌倉市・地域全体を考えている素晴らしい経営者ですね(#^.^#)

地域に根差した「鎌倉資本主義」。発想や視点をどのように変えることが出来るか、見習うべきことが本当に多いと思います。