経営者が書いた数々の本。なかでも「小倉昌男経営学」

言わずと知れたヤマト運輸を飛躍させて経営者。

 

 

 

 

今回はどんな経営のヒントが得れるか楽しみです(#^^#)

新しい市場をつくる

この本を通して分かったことは経営者が新しい市場、顧客を創造することの重要さをとても感じました。

前経営者が作り出した、顧客・サービス・組織といったものを一度、やめる。

ここでは、大きな取引先との決別、そして新サービス「個人宅配事業」への転換。

どれも、先の読めない未来のことを経営者が決断を下して行うこと、そこには、従業員や組合といった人々との「対話」

リーダーシップとは何か、経営者または事業承継者にとって重要なことは何か、と今のリーダー・将来の経営者になる方には必須の本かと思います。

なかでも新しい市場を作ることに関して、会社全体を巻き込んでいくこと、必要ならば行政への対応もしかるべきことをすること。今まで見た経営者の本の中では、成功的なところでなく新規事業を行うことでの経営者の立ち位置と哲学とが醸成されていく過程が垣間見えました。

サービスとコストは常にトレードオフ

経営者が悩む永遠の課題。会社と顧客との関係。

よりよいサービスをすればするほど会社的にはコストになりますが、顧客は満足します。

サービスとコストは、日本企業がもっとも得意にするところ「企業努力」と呼ばれますが昨今の人件費増加や売上に転嫁できないことにより「企業努力」に限界が生じてきています。

サービスが下がれば、会社にとってはコストが下がりますがサービスの質が下がり顧客満足も下がります。

小倉昌男氏は「サービスが先、利益が後」ということを本に記載されています。

この言葉でマネタイズがいつ起こるかというのは時間の問題ということも分かります。安いか高いか、早いか遅いか違いはあるけれど、根幹には「マーケットをいかに早く制するか、そして顧客にサービスを知らせるか」が読みとけたように思います(゚Д゚;)

アメリカ人と日本人の仕事観

アメリカ人と日本人の仕事観の記載もありました。全部ではないと思いますが、

アメリカ人は生活のための労働、日本人にとっては働き甲斐も生き甲斐\(◎o◎)/!

いまの働き方改革が今後の日本にどのように影響を与えるか気になります。

組織のありかた

組織の人事評価でもおもしろい方法をされていました。人事評価は、部下からの評価と同僚からの評価。上からの評価がない。下と横からだけで、360度評価ではないとのことでした。そして見る項目は「人柄」でした。

ここにも、経営のヒントが隠されていますね!(^^)!

最後に

本の構成が3部建てで、とても読みやすいです。

とくに第3部には小倉昌男氏の「私の経営哲学」は、色あせない不変的な哲学と思います。

経営に悩んだ時にぜひ、読んで頂きたい本ですね(#^^#)