儲かる飲食店経営➀~飲食店経営での事業計画の大切さ~

税理士の岩﨑です。

これから数回シリーズで「儲かる飲食店経営」と題うちまして書きたいと思います。

外食産業の市場

外食産業は一般社団法人日本フードサービス協会の調べによると、平成27年度の外食産業の市場規模は25兆1,816億円です。(前年度は24兆6,326億円)

また、テイクアウトなどは6兆6,053億円です。(前年度は6超2,468億円)

飲食業界全体としましては、比較的堅調に増加傾向です。

理由としては、1人当たりの外食支出額の増加、訪日外国人の増加、法人交際費の増加が影響あるようです。

平成23年までは、外食産業の市場規模は縮小状態でしたが、平成24年ぐらいから徐々に上がっています。

景気回復と観光に来る外国人の増加の影響があります。

中小の飲食店の実態

開業した中小飲食店の約7~8割が3年以内に閉店になるようです。

飲食店経営は、大手も中小も零細も参入できるほど、市場の参入障壁は低いです。

まさに飲食店はレッドオーシャン!

血で血を洗う、真っ赤な世界!

しかし、こんな業界でも、利益をだしている会社はあるのです。

上場企業の飲食店も中小企業の飲食店もきちんと利益を出しているところは、たくさんあります。

もちろん個人のお店でもそうです。

それは、なぜか。管理がしっかりされているからです。

管理って何ですか?数字の管理のことです。

あなたのお店は、事業計画ありますか?

ここで問です。あなたのお店に事業計画ありますか?

Noならば、ちょっと待って下さい!

ここでは、創業する前の段階でお話しします。お店を初めてやるうえで必ず大切なのは、「腕と度胸」ではありません。

腕は必要ですが、もっと大事なことは、計画です。〇コムみたいですが・・・

事業をするうえでは、必ず大切なものは計画です。計画を立てなければ必ず道に迷います。

絶好調ならば何も問題ないのですがビジネスは生き物です。

必ず計画をたて、実行し、計画と行動の差異を見直す必要があるのです。

特に、飲食店は現金商売なので、事業計画という概念がなくなると、「ドンブリ勘定」に陥る可能性があります。

この段階に来たら、儲かっていればいいのですが、もし儲かっていなければ悲惨なことになります。

経営者だからこそ、数字を分かる必要がある

さて、あなた(経営者)は数字にお強いですか?

ビジネスを数字で言えますか?

「儲かる飲食店」は、腕も確かですが、「数字」も確かです。

経営者だからこそ、ご自身のビジネスを数字で説明できる力が必要です。

投資額÷利益=回収年 この算式はとても大事です。

お店を出店した投資額を、お店の儲けで何年で回収できるか。

回収年が早ければ早いほど、回収年を超えた利益は投資額をすべて回収しお店の利益になります。

この利益や投資額を考えるうえでも、事業計画はとても大切な根拠の資料になるのです。

次回は、投資と利益について記載したいと思います。

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